故ダイアナ妃の事故車を巡る話

　最近のネットニュースで、１１年前の１９９７年８月３１日に亡くなった英国ダイアナ妃が死亡時に乗っていた事故車が売却される可能性があるとの記事を見ました。既に１１年も以前の事故だと云うのに、未だ事故車が保管なされていることに驚くと共に、そんな事故車の価値を巡る欲望が表れている様にも感じられることは、世界中で共通のことなのだと思った次第です。
　さて、このニュースを見て改めてYouTubeで映像を検索してみたのですが、事故車はベンツＳ２８０（１４０型）ですが、地下道の門柱に前面を衝突して大破している状態です。この様な車両の正面に集中加重を受ける様な損傷状態をＭ型損傷等と云い表すのですが、典型的なその損傷状態です。乗員は４名で、パッセンジャー席（右）の乗員だけが生き残り、残り３名は亡くなったとのことです。ダイアナ妃は後席右側に搭乗していた様ですが、車両の損傷状態を見る限り、生存空間は十分に残されており、もしシートベルトを装着していれば十分に存命していたものと思います。
　米国の大手金融企業であるメリルリンチ社買収やリーマンブラザース社倒産のニュースが伝えられています。また、隣国の韓国経済も危機的状況であると伝えられています。何れにしてもこれら影響から日本は逃れることはできないのでしょう。何年か前の金融不安の再燃が懸念される昨今の世情と感じられます。

Diana car crash　Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=sKrZgZFBBUo