私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

落雷被害のこと

2008-09-14 | 事故と事件

 このところ各地で局地的な集中豪雨が生じています。私の居住地でも、このところ落雷を伴う土砂降りの豪雨が比較的夕刻に生じています。ところで、この落雷ですが、至近に落雷した際はその音も凄いものですし、生きた心地がしないという恐怖を感じる方がいるでしょうし、そこまでいかなくても嫌な自然現象だと感じられます。Rakurai

 この落雷という自然現象ですが、ネットのウィキペディア(Wikipedia)で引いてみますと、電圧は200万~10億ボルト、電流は1千~20万アンペアにも達する等と記されています。こんな大電力が、もし活用できたとすれば大変有用なものとなるのでしょうが、人智を越えた自然現象ですから困難なことなのでしょう。

 落雷が生じますと停電を起こす場合がありますが、電気に頼る現在生活の中では、非常に困った自体になります。また、電気製品が壊れるという事態を時々耳にします。特にパソコンが落雷で壊れた等の話しは、比較的多く耳にします。私も何年か以前に、その様な心配から、パソコンのAC電源コンセントに装着する落雷防止装置を購入して装着していますが、本当に至近に落雷した場合に大丈夫なのかどうかは判りません。それでも、無いよりはましかなと思い装着しているのです。なお、落雷で壊れる部位は電源回路が主な様ですから、ノートパソコンの場合は、ACアダプタを経由していますから、本体へのダメージを受ける可能性は少ない様に想像します。

 落雷は高い立木や鉄塔とか家屋等へのものが多い訳ですが、クルマへの落雷例もあることが知られています。その様な事例を私自身は見たことはありませんが、自研センターという組織における研究報告があります。それによれば、車体外面に局所的な落雷の入射痕等が生じる他、電子機器等にも幾らかの影響が見られる様な内容だったと思います。しかし、クルマへの落雷では、落雷の電流は車体外面を通じて地面に流れますから、車内に居る人体には影響はないということですから、クルマの中は落雷に対して安全だと云うことです。


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