私の思いと技術的覚え書き

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高齢者事故増加と自動ブレーキ義務化に思う

2017-02-03 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 Yahooニュースで、高齢者事故対策の一貫として全新型車両の自動ブレーキを装着義務化を目指すという。
 そこで、まず思うのは、高齢者の自ら運転することに関わる事故は,本当に増えているのだろうか? という疑問を感じることだ。

 次に、私見であるが、将来自動運転が実用化され十分な信頼性がある時代になった時代、自動運転でない手動運転の禁止の方向へ向かうだろうと睨んでいるのだ。その同一ベクトル上の問題が、今回の報道内容ではないのかと感じることだ。

 まったくの私見であるが、自動運転車が魅力あるとは思わないし、今回の自動ブレーキも勝手に介入されたり、誤作動の情報を聞く時、ますます面白くないクルマが出来上がることしか思い浮かばないが違うだろうか・・・。
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自動ブレーキ義務化を検討 国交省、高齢運転の事故対策
朝日新聞デジタル 2/3(金) 13:55配信

 前方の危険を自動車の装置が察知して停止する「自動ブレーキ」の搭載義務化に向け、国土交通省が動き出した。高齢者の事故対策の切り札になるとして、国連の作業部会に国際的な性能基準づくりを提唱。部会は1月、基準策定に着手する方針を決めた。国交省は国際基準ができ次第、法令を改正し、全新型車への搭載義務づけを目指す。

 現在、自動ブレーキは国内外のメーカー各社が独自に開発に乗り出し、搭載・販売されている。国交省によると、2015年に生産された新車の45・4%に搭載されていた。ただ搭載は任意のため、統一的な安全基準はなく、メーカーや車種によって性能に大きな差がある。たとえば、全く同じ条件で歩行者に対する停止実験をした場合、人形の前で止まる車と、止まれずに人形をはねてしまうものがあるという。

 自動ブレーキは、前方の車や壁などに反応する「対物」と、歩行者に反応する「対人」の2種類に大別される。国連の部会では、両方の安全基準について議論される見通し。国際基準が策定された場合、国交省はそれを新型車販売の条件にするように法令を改正し、最終的に全車への搭載を義務づけたい意向だ。
朝日新聞社
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参考意見(武田邦彦)
統計を見ると・・・高齢者ドライバーの事故

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