私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

クルマ販売から種々思う

2018-05-25 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 ちょっと前の中山さんの記事から導かれ、90年製造という初期モデルのR32GTRが今や200万超えの相場を知る時、思うことを幾つか記してみたい。

 この90年という年(多少前後もあるが)は、正に日本のクルマが、世界のハイエンドに躍り出たエポックたるものだったと思う。先のR32GTRしかり、ホンダのNSXしかり、そしてトヨタのセルシオ(レクサスLS)しかりのことだ。そして、これらクルマの現在たる中古車を眺めれば、R32GTRとNSXは、それなりの稀少価値もあり、程度の悪いものも含め高い中古車価値を維持している。しかし、初代セルシオの中古車に価値らしいものはない。いいとこ、安いからだろう若い兄ちゃん達が、車高落として乗り回してる程度で、今やその姿を見ることすら希となってしまった。しかし、こういう比較は独断であるが、世界のカーメーカーに与えたショックと、そのプロダクションの体系変更を強いたと、あらゆる面でのトヨタ方式の真似という意味で与えた影響は、セルシオが計り知れないダントツであったろうと感じている。

 余談が過ぎたが、今日のことだか知り合い工場主から処分を依頼されていた、インプレッサSTIをヤフオクで売却し納車となった。H21年、6MT、走行136千キロだが、スバリストに怒られるが個人的にスバルに関心ないが、尖ったクルマだからヤフオク出せば良い値が付くとも思ったが・・・。クルマも見ずに落札してから、ああだこうだ云われて腹立たしい思いもして来たので、多少付き合いのある買取屋さん2店に査定をしてもらった。その結果は、どちらも似たり寄ったりの価格でコミコミ50万というところだ。ここに至って、ユーザーは50万欲しいんだよという、よくある話になるパターンだ。それではと、ヤフオクにスタート価格52万で期限7日で出品するに至ったのだ。そして、アクセスおよびウォッチ数はみるみる高まり、数日で入札も入り始め、最終日は急激に高まりと人気商品特有の現象で落札となった。落札価格+自動車税他のコミコミで90万超えとなった。落札者の住まいは愛知県で、今日駅に迎えに行き、乗って帰るという段取りになったのだ。迎えの往路と現車を見ながら40前後と見える相手の様子を伺うが、まあ現車の状態も予想の範囲だった様で安心した。そして、相手が任意保険の会社(代理店?)に車両入替の電話している声の中でデンソーというが聞こえたのだ。以下は私と相手の応答。
私:デンソー勤めてるんですか?
相手:そうなんです。
私:デンソーでスバルの車乗れるの?
相手:全然問題ないです。今までランタボ乗ってました。スバルにも部品納めてまして、私スバルの担当なんです。(どうやら営業らしい。)
私:スバルって、今でこそトヨタ資本が入ったけど、どちらかと云うと日産と近い関係のイメージだけどねぇ。(これも日産の凋落とカルロスゴーンの奴の仕業だ。)
相手:いやいや、今は沢山の部品を納入させてもらっているんです。
私:そうだよね世界のデンソーだもの。この前もFIAT500のエアコンでデンソー使ってるの見ました。しかし、あまりにチープな作りで、これがデンソーかと驚きましたよ。(と皮肉を込めて)
相手:そうですよね。コストとの兼ね合いじゃないでしょうか。
私:話変わるけどスバルって部品代が競合他車より高いイメージを持っているんだけど。例えば、トヨタのバンパーが3万だとすれば、スバルは6、7万といったのを知るんだけど。まあ、製造スケールが小さいのが主因だとは思うけど・・・。
相手:そうなんですか知りませんでした。でも、ヤフオクとかそれなりに調達してみますから。
以上




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