私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

航空機トラッキングサイトについて

2018-05-27 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 航空マニアの意識は極僅かと思う。が、そこに生じる事故など異変への好奇心は高いつもりだ。これは航空機に限らず、クルマ、鉄道、船舶、工場などプラントなど、なんでそういうことが起きたのかという好奇は高い方だと自認している。そんな性癖であるから、33年も前となる1985年8月12日に御巣鷹山へ墜落し520名が死亡した日航123便事故のことも、今まで繰り返し関連書籍に触れてきた。それが、このところ再燃し、図書館から借り出した4冊目に目を通したところだ。本を読みながら、関連事項をNet検索したりする中、以下のサイトを発見した。

Flightradar24 https://www.flightradar24.com

 これは、云って見れば、緑ナンバーのクルマには運行記録計(タコグラフ)の装備が義務づけられるが、昨今は従来の円形用紙に機械的に記録するのではなく、デジタルタコグラフが普及しつつあるが、これの航空機版ということだろう。当然、採用されたのは航空機の方が断然早く、航空機同士の事故を避ける衝突防止装置(ADS-B:Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)というのがあるそうだ。記号の最後のBであるブロードキャスト(放送)の通り、絶えず周囲に自機の位置とか会社と便名などを電波で発信しているが、従来から管制官などが絶えず監視(実際にはコンピュータ処理で設定の閾値を超えたらアラートするのだと想像する)している画面に表示されているものに近いものが、PCやスマホの画面で見れてしまうというもので、技術としては驚くことないが、こういうデータを一個人が見れてしまうとうことに驚きを感じる。

 このフライトレーダーを見て(Googleだと翻訳を入れる)、全画面にアイコンを押すと無料の場合、その画面は小さくなってしまうものの全世界が見える。北米、欧州、中国と、ものすごいその数の航空機で、軽く数千機は超えているのでないだろうか。

 このソフトは、たぶん起動した際に、居住地近くを中心(私の場合静岡県沼津市だから、伊豆半島から房総半島辺りまで)が表示される。だから、羽田とか成田を離陸もしくは着陸していくおびただしい航空機が判る。昨今は航空機に乗る機会がないが、昔は出張で何度も全国各地へ飛んだ。羽田から西へ行く場合は、右斜め下に富士が見える時には、ほぼ水平飛行になり機内サービスが始まる。西から羽田へ戻る際は、右斜め下に大島を見ながら既に降下スロープに入っている。そして、どんどん降下して、正直なところ多くの乗客の緊張感は高まる。ドンと着地し、しばらくしてゴーとエンジン音が高まる逆噴射で緩い制動感を感じたところで、ホッと安堵するのは誰も同様でないだろうか。ということで、私は正直あまり航空機に乗るのは好きでない。これは怖いとよりも、降下の際に生じる与圧変化に体質上から追従できかねる鼓膜の圧迫感がたまらないこともある。

 補足として記すが、本Flightradar24で表示されるのは民間機だけで、軍用機はほぼ表示されない様だ。また表示される機であっても、JAL***とかANA***とかでなく”コールサインなし”と表示される機もある。今、これを記しているところで、+-で表示範囲を広げると日本の上空を軽く100機以上が飛んでいる。

追記
 文中の日航123便事故であるが、事故当時から一部で異様でないかという疑問が呈されてきたが、やはり異様だという疑念は強まる。裏には何か大きなウソが隠されていると思わざるを得ない。これについては、何れまとめてみたい。

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