車両メーカーは、とことん原価低減に励んでいることはご存知の通りです。看板方式を生み出したトヨタが、世界中の模範とされた訳ですが、在庫を持たないオンタイムが、自らの原価低減を下層企業に押し付けているだけの、まったく自己本位じゃないかと考えているのです。ところで、写真の現行ホンダ・フィットのエンジンルーム内、ストラットタワー部の塗装を見て下さい。上塗り塗装が、如何に必要最小限の範囲で行われているかを示しています。
この様な状態は昔から軽4とかのエンジンルームやトランクルームでよく行われていました。上塗り塗料( クリアー含む)を節約し原価低減しようということでしょう。それは、外見的な品質には影響せず、問題なしと判断した故のことでしょう。
ただし、損傷車の復元という面では、逆に作業時間を引き伸ばすことになります。すなわち、上塗り塗料の調色だけでなく、下塗りもしくは中塗り塗料の色合わせも行いつつ、似たような状態で吹き分けて仕上げなければならないからです。
とかく内板骨格の塗装やシーリングというと軽く見られがちですが、事故車であるかの判断を下す大きな要素の1つとなります。従って、その取り扱い業者にとっては、疎かに出来ぬ部分と思っているのです。
この様な状態は昔から軽4とかのエンジンルームやトランクルームでよく行われていました。上塗り塗料( クリアー含む)を節約し原価低減しようということでしょう。それは、外見的な品質には影響せず、問題なしと判断した故のことでしょう。
ただし、損傷車の復元という面では、逆に作業時間を引き伸ばすことになります。すなわち、上塗り塗料の調色だけでなく、下塗りもしくは中塗り塗料の色合わせも行いつつ、似たような状態で吹き分けて仕上げなければならないからです。
とかく内板骨格の塗装やシーリングというと軽く見られがちですが、事故車であるかの判断を下す大きな要素の1つとなります。従って、その取り扱い業者にとっては、疎かに出来ぬ部分と思っているのです。