ディーゼルエンジンは軽油で動くのですが、軽油には種別があり低温で氷結(ゲル化)し、流動性の悪化からエンジン始動不能などに陥ることがあります。
JIS規格で特1号から特3号までの5種に区分されており、低温流動性に差があります。一般のガソリンスタンドでは季節により入れ替え、ドラブルを生じない様にしている訳です。しかし、時前で夏期に充填したドラム缶の軽油を充填したり、温暖地から極寒冷地に移動してトラブルを生じる事例があります。
筆者も相当以前のことですが、数十キロ離れた山間の寒冷地で、納車して間もない2トンディーゼルトラックが朝エンジンが始動できないという現象を生じ、朝7時に現地着で現象を調査したことが思い出されます。この時は、燃料ポンプ入口ユニオンボルト内のゴーズフォルタ(網目状ファイル)付近で、燃料がゲル化して吸い込めなくなっていることが判明したのでした。
JIS規格で特1号から特3号までの5種に区分されており、低温流動性に差があります。一般のガソリンスタンドでは季節により入れ替え、ドラブルを生じない様にしている訳です。しかし、時前で夏期に充填したドラム缶の軽油を充填したり、温暖地から極寒冷地に移動してトラブルを生じる事例があります。
筆者も相当以前のことですが、数十キロ離れた山間の寒冷地で、納車して間もない2トンディーゼルトラックが朝エンジンが始動できないという現象を生じ、朝7時に現地着で現象を調査したことが思い出されます。この時は、燃料ポンプ入口ユニオンボルト内のゴーズフォルタ(網目状ファイル)付近で、燃料がゲル化して吸い込めなくなっていることが判明したのでした。