つい先日、自研センターで発行している自研センターニュースのアンケートが行われていました。同アンケートに答えると共に、その他意見として、以下の様な内容を記しました。
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自研センターニュースの内容全般としてあまり問題点は感じられませんが、同社発刊の構造調査シリーズの内容は大幅に改訂することが求められると思います。現状は、端点に云って指数テーブル表としての価値しかなく、もっと取り付け構造を詳細に解説等の工夫をすることが必要でしょう。なお、同様資料として輸入車版がありますが、こちらの方が余程豊富な写真を掲載したりの工夫が見られ、資料的価値が高いと判断されます。
また、指数については、これを運用するものとして、説明責任を全うできる様な解説が必要と思います。つまり、該当車種の指数の組立と積算内容が判る様な資料とすべきと思います。
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以上の様な意見を記した訳ですが、保険会社が指数を策定し、それを普及させ運用していること自体を問題視するつもりはありませんが、その中身の透明性を高めて行くことについて努力不足だと断じています。
少なくとも、個別アジャスターが工場より、内容の説明を求められた際、説明責任を全う出来る様な体制を作る必要があるのだろうと思います。このことは、運用する個別アジャスターは、疑問を生じた都度、同センターに疑問として問い質して行く必要があるのだと思います。
ついでに記しておきますと、工場側(車協・青年部会)でも種々の問題点は感じつつ、超高直力鋼の作業性や塗装指数の面積値の差異や等の意見を提議しており、良いことだと思います。今後も、もっと多くの疑問を提議していくべきでしょう。そして、出来れば、指数の策定作業自体への、工場側の参加が中立的で透明性を高めるためには必要なことでしょう。