私の思いと技術的覚え書き

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紅葉の京都を思う

2008-11-26 | コラム

 秋も深まり寒冷地では紅葉も終わり、もうそろそろ喪中欠礼のはがきが到着する頃となりました。我が住まいの地では、今が紅葉の最盛期であり、暇と金が許せばですが「そうだ京都に行こう」とJR東海のコマーシャルの様なことを思います。

 そんな喪中欠礼のはがきの中に、京都の同業友人たる方からのものが到着しました。この京都の友人とは、最近は余り話しもしてこなかったのですが、何らかの悩みをお持ちであることを感じて来ていました。そんな理由もあり、喪中欠礼の内容のおたずねをすることすら、ためらわれているところなのですが、極近親者の方でなければという思いが生じずにはいられません。?

 そんな京都の友人を訪ね、何年か前に京都紀行した際のことが思い出されます。その京都紀行の中で訪れた「東福寺」は、京都でも紅葉の綺麗さで有名なお寺さんです。

 実は案内してくれた友人と東福寺の偉い方とは、親交深いお付き合いがあるとのことで、このお寺さんを案内してくれたのでした。訪れたのは6月頃と紅葉とは縁遠い季節でしたが、モミジの木が多く確かに紅葉の季節にはさぞかし素晴らしいのだろうと感じました。

 この東福寺ですが、境内の建造物には文化Touhukuzisanmon財が多くあります。中でも国宝となっている三門は、壮大な見事なものです。流石にお寺さんの偉い方との親交関係もあった故でしょうが、山門階上の間にも私と友人の2名だけでご案内して戴けました。

 山門階上は、その高さは通常の建物で云えば4階位の高さがあるのではないでしょうか。そこに登る階段は、恐ろしく急傾斜で狭く、とてもお年寄りには登るのは難しいと感じられるものでした。

 そんな山門上部の間は、三尊像の他に天井や梁や柱に極彩色の装飾が施されています。添付の写真は、ご案内者の許しを得て撮影したものですが、今は極彩色も退色していると云うものの、往時を偲ばせるには十分なものと感じ入りました。




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