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法曹関係者の犯罪

2022-06-03 | 事故と事件
法曹関係者の犯罪
 家庭裁判所(もしくは高等裁判所)において、各種事実関係の調査を行うのが家裁調査官という職種であることを今回知った。今回報じられている前橋地裁の裁判結審は、この元家裁調査官が職権から知った関係者の住所を把握し、盗撮目的で家宅侵入を繰り返していたとされる事件だ。

 本犯罪は、法曹関係者として社会の信用を落とす許されざるものと思うところだ。ただ、記事の最後で、弁護側は、被告は職場や家庭のストレスで精神的に追い詰められていたとして執行猶予付き判決を求めたとか記してある。しかし、世の仕事にストレスの大小はあるのだろうが、およそストレスのない事後とはあり得ず、それをこういう性犯罪的な要素に結び付ける根拠などまるでなく、およそ理由にならない失当した理由付けで、如何にもこの担当弁護士の能力欠如なのかやる気のなさ(おそらく両方だろう)を示すものと感じるところだ。

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元家裁調査官、上司の立場使って女性の住所把握…1か月で11回忍び込む
読売新聞オンライン 6/3(金) 7:17配信
 群馬県高崎市内の女性宅に盗撮目的で侵入したとして住居侵入罪と県迷惑防止条例違反に問われた元前橋家裁調査官の被告の男(51)(懲戒免職)の公判が2日、前橋地裁(山崎威裁判官)であり、検察側は懲役2年を求刑して結審した。判決は14日。

 検察側は論告で、被告は上司の立場を利用して女性の住所を把握し、1か月で11回侵入したとし、「計画的かつ悪質だ」と非難した。弁護側は、被告は職場や家庭のストレスで精神的に追い詰められていたとして執行猶予付き判決を求めた。


#法曹関係者の不祥事 #前橋家裁調査官


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