トヨタのカイゼン活動(QCサークル活動)については、自主的な活動として残業時間が認められていませんでした。しかし、私の過去のブログ(2007/12/08および12/12)にも記しましたが、過労死訴訟での裁判結果では、残業時間として認定されました。この結果を受け、トヨタでは今後は残業手当を支払うとの報道がなされました。
このことは、そこで働く労働者にとって良いことだと思います。そして、このトヨタ手法を最善のものとして取り入れている、多くの大手製造業に与える影響も大きなものがあるのだろうと感じます。しかし、残業手当増加による人件費増加は、企業収益とコスト競争力に影響を与えて行くことが懸念されます。また、QC(Quality Control)サークル活動等のカイゼン活動は、日本の高品質・高生産性のベースになっているだけに、人件費の抑制に振り過ぎると、その面での影響も表出して行くと想像されます。
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