今読んでいる本が『職人言葉の「技と粋」』(小関弘著)ですが、職人たるの送る言葉として、 思い至るものを感じます。以下に2点程を紹介してみましょう。
①個人の技能は共有化されなければ自己完結して育つことはない。技能は、仲間達に公開し集団の中で共有することで、厳しく選別され鍛えられて進歩し革新していくものである。
②教えることを惜しむ職人は上達しない。自分の持つ技能にあぐらをかいているからである。出し惜しみせず、ありったけのものを教え、もう自分には教えることがないと気付いたとき、次に自分は何を勉強しなければならないのかの課題が判るのだ。
ドイツではマイスターという資格がある。その中の試験に。自分の技量を後輩に伝える能力があるかどうかの試験があるという。
①個人の技能は共有化されなければ自己完結して育つことはない。技能は、仲間達に公開し集団の中で共有することで、厳しく選別され鍛えられて進歩し革新していくものである。
②教えることを惜しむ職人は上達しない。自分の持つ技能にあぐらをかいているからである。出し惜しみせず、ありったけのものを教え、もう自分には教えることがないと気付いたとき、次に自分は何を勉強しなければならないのかの課題が判るのだ。
ドイツではマイスターという資格がある。その中の試験に。自分の技量を後輩に伝える能力があるかどうかの試験があるという。