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袴田再審裁判未だ検察は有罪に拘る

2023-07-08 | 事故と事件
袴田再審裁判未だ検察は有罪に拘る
 袴田さんと同県人として感心持ちつつ、関連本を何冊か読んで来た。その上で、既に釈放されているのに、まだ疑念があるからとして再審公判に望むという検察の神経は、威信という言葉しか思い浮かばない。疑わしきは被告人の利益のためにが法の精神ではなかったのか。

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検察、袴田さんの有罪立証へ 再審公判、無罪に向けた審理長引く
朝日新聞デジタル 7/8(土) 5:00配信
 57年前の1966年に静岡県のみそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した元従業員・袴田巌さん(87)=釈放=の裁判をやり直す再審公判で、検察側が有罪立証する方向で最終調整していることが、関係者への取材でわかった。10日に方針を決定し、再審公判が行われる静岡地裁に伝えるとみられる。弁護側は年齢などを踏まえて早期の無罪判決を求めていたが、審理は長引くことになる。
 焦点は、確定判決が袴田さんの犯行時の着衣とした「5点の衣類」で、逮捕から約1年後にみそタンク内で見つかり、付着した血痕には赤みが残っていた。再審開始を決めた3月の東京高裁決定は、弁護側の実験などに基づいて「1年もみそに漬かれば血痕は黒褐色に変わる」と認定し、逮捕後に捜査機関が入れた捏造(ねつぞう)証拠の可能性が「極めて高い」と指摘した。
 再審開始決定に対する最高裁への特別抗告には憲法違反か判例違反が必要で、東京高検は「申し立て事由がない」として断念したが、「承服しがたい点がある」ともしていた。


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