タイヤを発音源とする異音というのは各種ある。一番多いのがパターンノイズと呼ばれる、速度を上げるに従って、ゴーというベアリング様の異音が生じる事例だ。このパターンノイズだが、真新しいタイヤでも生じることがあるし、スタッドレスタイヤだとか大型車用のMIX(夏冬兼用)タイヤでは純夏用タイヤに比べ大きく感じることを経験するものだ。
また、新品時は気にならなかった音が、数万キロの走破を経て、五部山程度まで減って来てから音が出てくる事例も経験したことがある。この時は、てっきり後輪のハブベアリングの左右どちらかが原因と見込みを付けていたのだが、原因はタイヤだったというものだった。従って、走り出して気になるゴー音も、まずはタイヤを見て(もしくは代替タイヤがあれば付け替えて)音の変化を見極める必用があるのだろう。変化なしなら、ハブベアリング関係を疑うということだ。なお、最近のクルマはハブベアリングがユニット式なので、圧入を抜き取る必用もなく、ボルト結合で案外簡単に取れるので、単体状態にして指先で押し付けて回し、ゴリ感がある様でしたら、間違いなくベアリングの問題(ボールのコロージョン有無)と判断する。
最期に、以前から車種に関わらず低速で走行した時に、ペチャペシャという様な比較的小さな音を経験することがあり、何の音かなあと疑問を持っていた。中高速では、異音は感じられず、ハンドリングに問題も感じられない。何が原因なんだろうと思い続けてたのですが、先日裏道の比較的狭い路横を歩行していて判明した。通過して行くクルマは、狭い道での対向車との行き違いのため、速度を落としているのだが、多くのクルマが先のペチャペチャという様な音を生じさせている。ということは、クルマ側の問題ではなく、道路(アスファルト)に原因がある様なのだ。現場の路面を観察すると、かなり古い舗装で、縦横数センチの升目状に細かいヒビ割れが生じている。つまり、タイヤの通過で各升目が微少に動くことで発音しているのが原因の様なのだ。
余談
最近のこと、関わる営業ナンバーの貸切バスの車検に際し、6本の装着タイヤの内、偏摩耗もあるが3本にスリップサインが出ていた。それ以外の3本もスリップサインこそ出てないが、そこそこの摩耗量であり常識として6本取替が妥当と判断していたのだ。しかし、ど素人の管理者は、最低限の3本を取替れば要が足りると主張するのだ。呆れて、摩耗による外形寸法差もありバランス上、少なくとも左右は揃える必要があり、偶数本にするのが当然だと説明するが、理解を示さない。結果としては、そのど素人の管理者も把握していない9部位山タイヤ6本が、さるべきタイヤ屋さんに預けてあり、それへの取替を促し、当然安価で済むことから、それへの6本組み換えとなったのであるが・・・。安全を軽視し、何でも安価に済まそうとする、生半可な素人管理者には呆れるしかないのだ。(怒)
また、新品時は気にならなかった音が、数万キロの走破を経て、五部山程度まで減って来てから音が出てくる事例も経験したことがある。この時は、てっきり後輪のハブベアリングの左右どちらかが原因と見込みを付けていたのだが、原因はタイヤだったというものだった。従って、走り出して気になるゴー音も、まずはタイヤを見て(もしくは代替タイヤがあれば付け替えて)音の変化を見極める必用があるのだろう。変化なしなら、ハブベアリング関係を疑うということだ。なお、最近のクルマはハブベアリングがユニット式なので、圧入を抜き取る必用もなく、ボルト結合で案外簡単に取れるので、単体状態にして指先で押し付けて回し、ゴリ感がある様でしたら、間違いなくベアリングの問題(ボールのコロージョン有無)と判断する。
最期に、以前から車種に関わらず低速で走行した時に、ペチャペシャという様な比較的小さな音を経験することがあり、何の音かなあと疑問を持っていた。中高速では、異音は感じられず、ハンドリングに問題も感じられない。何が原因なんだろうと思い続けてたのですが、先日裏道の比較的狭い路横を歩行していて判明した。通過して行くクルマは、狭い道での対向車との行き違いのため、速度を落としているのだが、多くのクルマが先のペチャペチャという様な音を生じさせている。ということは、クルマ側の問題ではなく、道路(アスファルト)に原因がある様なのだ。現場の路面を観察すると、かなり古い舗装で、縦横数センチの升目状に細かいヒビ割れが生じている。つまり、タイヤの通過で各升目が微少に動くことで発音しているのが原因の様なのだ。
余談
最近のこと、関わる営業ナンバーの貸切バスの車検に際し、6本の装着タイヤの内、偏摩耗もあるが3本にスリップサインが出ていた。それ以外の3本もスリップサインこそ出てないが、そこそこの摩耗量であり常識として6本取替が妥当と判断していたのだ。しかし、ど素人の管理者は、最低限の3本を取替れば要が足りると主張するのだ。呆れて、摩耗による外形寸法差もありバランス上、少なくとも左右は揃える必要があり、偶数本にするのが当然だと説明するが、理解を示さない。結果としては、そのど素人の管理者も把握していない9部位山タイヤ6本が、さるべきタイヤ屋さんに預けてあり、それへの取替を促し、当然安価で済むことから、それへの6本組み換えとなったのであるが・・・。安全を軽視し、何でも安価に済まそうとする、生半可な素人管理者には呆れるしかないのだ。(怒)