自民が大きく負けることを切望するが・・・
個人的には、現在のあまりに腐りきった疑惑の人物が政権中枢に集まる自由民主党が大きく負けてくれることを明日(10/31)の選挙で切望したい。
個人的には、その願いを託して既に期日前投票を済ませているのだが、マスコミの論調だとか世の動きを見ていると、麻生総理時代に政権交代が起こった時の様な、盛り上がりに欠けるという実態であることも見て取れるところだ。それは、自民に信任を託す国民が多いからでは決してなく、受け皿となる野党に、信任を託すものが欠けているというところにある様に思える。一部、野党の中には、れいわ新選組(山本太郎党首)や共産党の様に、振れない弱者目線で政策を打ち出している党もあるのだが、未だ弱小政党であったり、共産主義主権国があまりの悪政ぶりに、あんなになったらどうするんだというある意味作られた虚構の虜になってしまっていて多くの支持拡大を得られる見込みは一気にない。
しかし、冒頭述べた様に、あまりに腐食の著しい自民党、そしてこの20年以上に及び、消費税という悪税を取り入れ、それを税率アップさせ続け、ほとんどの国民を窮乏化させ続けた自民党の政策に大きな誤りがあったことを見れば、自民党に票を入れるのは、余程の既得権を持ち、その既得権を守ってくれるという思いでいる僅かな富裕層だけなのだと思えるのだが・・・。
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自民党が恐れる「3つの敗北シナリオ」…「自公で過半数」が“勝利”ではないワケ
10/30(土) 8:02配信 現代ビジネス
2021年10月19日に衆院選が公示された。今回の衆院選は、下火になったとはいえ、いまだ新型コロナ・ウィルス感染症が根絶できていない中で行われる、異例の選挙となった。これに先立つ9月29日に自民党の新たな総裁に選出された岸田文雄氏は、「自公合わせて233議席」を勝敗ラインと述べ、選挙への姿勢を明らかにしていた。
しかし、自民党だけで現有議席は276、公明党が29議席と合計300議席を超えている中で、この勝敗ラインの設定は、余りに低いものと考えられる。本来であれば、自民は現有の276議席から減少すること自体が「敗北」であるはずである。この記事ではそうした「敗北のシナリオ」を検討することを目的とする。
岸田政権、三つの「敗北のシナリオ」
与党自民党と野党第一党の立憲民主党の候補者数を比較すると、自民党336名に対して立憲民主党240名と大きな差がある。与党と野党の地力の差が出たうえに、野党は今回、予期せぬ急な選挙による準備不足もあり、2009年の麻生政権の時のように政権交代は難しいのかもしれない。
対する自民党も、現有議席の276議席を獲得できなければ「敗北」といってよいと思われる。確かに前回は立憲民主党と国民民主党の分裂騒動の中での総選挙であり、「与党が勝ち過ぎた」という側面がある。そこで今後安定的に政権運営を行うためには、議席を失うとしても、どのように敗北するかという「敗北のシナリオ」が重要となる。
その「敗北のシナリオ」において鍵となるのは、自公合計で「261」、「244」、「204」という3つの数字である。
自民党が議席を失い敗北するとしても、単独過半数の233議席を確保できれば、最低でも自民党だけで政権を維持することが可能となる。さらに公明党が前回と同じく29議席を維持したと仮定すると、全ての常任委員長ポストを独占し、各委員会で過半数を確保できる「絶対安定多数」の261議席を超えるため、政権運営に大きな支障が出るとは考えられない。
これが「実質的な勝敗ライン」であり、ここを超えられなければ一つの「敗北」と考えることが出来るのではないだろうか(第一の「敗北のシナリオ」)。
そして全ての常任委員長ポストを独占した上で、各委員会で半数を占めることが出来る「安定多数」には、同じく公明党が29議席を維持すると仮定すれば、自民は215議席を確保すればよいこととなる。このライン以下が、次なる「敗北」と言えるだろう(第二の「敗北のシナリオ」)。
もっと負け越して、岸田氏の言うように「与党合計で過半数」でよければ、自民党は204議席を確保すれば達成でき、それ以下が「敗北」となる(第三の「敗北のシナリオ」)。しかし、この最後の「敗北のシナリオ」では、必ずしも政権運営において主導権を発揮できる状態とはならないかもしれない。
つまり岸田氏が掲げた目標は、与党が主体的に政権を維持できる「ギリギリのライン」だと言えるだろう。そこで実質的には、今回の総選挙では自民党は単独過半数を維持する233議席を獲得するという、第一の「敗北のシナリオ」回避を目指して、野党と攻防を行うこととなる。有権者の投票結果はどう出るのだろうか。
個人的には、現在のあまりに腐りきった疑惑の人物が政権中枢に集まる自由民主党が大きく負けてくれることを明日(10/31)の選挙で切望したい。
個人的には、その願いを託して既に期日前投票を済ませているのだが、マスコミの論調だとか世の動きを見ていると、麻生総理時代に政権交代が起こった時の様な、盛り上がりに欠けるという実態であることも見て取れるところだ。それは、自民に信任を託す国民が多いからでは決してなく、受け皿となる野党に、信任を託すものが欠けているというところにある様に思える。一部、野党の中には、れいわ新選組(山本太郎党首)や共産党の様に、振れない弱者目線で政策を打ち出している党もあるのだが、未だ弱小政党であったり、共産主義主権国があまりの悪政ぶりに、あんなになったらどうするんだというある意味作られた虚構の虜になってしまっていて多くの支持拡大を得られる見込みは一気にない。
しかし、冒頭述べた様に、あまりに腐食の著しい自民党、そしてこの20年以上に及び、消費税という悪税を取り入れ、それを税率アップさせ続け、ほとんどの国民を窮乏化させ続けた自民党の政策に大きな誤りがあったことを見れば、自民党に票を入れるのは、余程の既得権を持ち、その既得権を守ってくれるという思いでいる僅かな富裕層だけなのだと思えるのだが・・・。
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自民党が恐れる「3つの敗北シナリオ」…「自公で過半数」が“勝利”ではないワケ
10/30(土) 8:02配信 現代ビジネス
2021年10月19日に衆院選が公示された。今回の衆院選は、下火になったとはいえ、いまだ新型コロナ・ウィルス感染症が根絶できていない中で行われる、異例の選挙となった。これに先立つ9月29日に自民党の新たな総裁に選出された岸田文雄氏は、「自公合わせて233議席」を勝敗ラインと述べ、選挙への姿勢を明らかにしていた。
しかし、自民党だけで現有議席は276、公明党が29議席と合計300議席を超えている中で、この勝敗ラインの設定は、余りに低いものと考えられる。本来であれば、自民は現有の276議席から減少すること自体が「敗北」であるはずである。この記事ではそうした「敗北のシナリオ」を検討することを目的とする。
岸田政権、三つの「敗北のシナリオ」
与党自民党と野党第一党の立憲民主党の候補者数を比較すると、自民党336名に対して立憲民主党240名と大きな差がある。与党と野党の地力の差が出たうえに、野党は今回、予期せぬ急な選挙による準備不足もあり、2009年の麻生政権の時のように政権交代は難しいのかもしれない。
対する自民党も、現有議席の276議席を獲得できなければ「敗北」といってよいと思われる。確かに前回は立憲民主党と国民民主党の分裂騒動の中での総選挙であり、「与党が勝ち過ぎた」という側面がある。そこで今後安定的に政権運営を行うためには、議席を失うとしても、どのように敗北するかという「敗北のシナリオ」が重要となる。
その「敗北のシナリオ」において鍵となるのは、自公合計で「261」、「244」、「204」という3つの数字である。
自民党が議席を失い敗北するとしても、単独過半数の233議席を確保できれば、最低でも自民党だけで政権を維持することが可能となる。さらに公明党が前回と同じく29議席を維持したと仮定すると、全ての常任委員長ポストを独占し、各委員会で過半数を確保できる「絶対安定多数」の261議席を超えるため、政権運営に大きな支障が出るとは考えられない。
これが「実質的な勝敗ライン」であり、ここを超えられなければ一つの「敗北」と考えることが出来るのではないだろうか(第一の「敗北のシナリオ」)。
そして全ての常任委員長ポストを独占した上で、各委員会で半数を占めることが出来る「安定多数」には、同じく公明党が29議席を維持すると仮定すれば、自民は215議席を確保すればよいこととなる。このライン以下が、次なる「敗北」と言えるだろう(第二の「敗北のシナリオ」)。
もっと負け越して、岸田氏の言うように「与党合計で過半数」でよければ、自民党は204議席を確保すれば達成でき、それ以下が「敗北」となる(第三の「敗北のシナリオ」)。しかし、この最後の「敗北のシナリオ」では、必ずしも政権運営において主導権を発揮できる状態とはならないかもしれない。
つまり岸田氏が掲げた目標は、与党が主体的に政権を維持できる「ギリギリのライン」だと言えるだろう。そこで実質的には、今回の総選挙では自民党は単独過半数を維持する233議席を獲得するという、第一の「敗北のシナリオ」回避を目指して、野党と攻防を行うこととなる。有権者の投票結果はどう出るのだろうか。