私もですが、現在でもカメラ好きな方も多くいるのだと思います。私は、中学生時代の頃、当時親に無心して購入したオリンパスの一眼レフカメラを入手したことから、カメラと写真の魅力に取り付かれた思い出があります。
カメラの世界でも、かつてはドイツのライカ社とかレンズのカールツアィス社は、日本人のあこがれの的であったと思います。しかし、日本メーカーの情熱により、一眼レフカメラでは圧倒的な世界シェアを奪うまでになったのです。
そんな一眼レフカメラも現在はデジタルカメラが当たり前となり、半年から1年位のサイクルで新製品が投入されています。そんな中、私もデジタル一眼レフの低価格機種を2台程購入したり、半年位前に、ちょっとレンズが良い目のコンパクトデジカメを購入したりして来ています。
? 最近、カメラ売り場で、高級デジタル一眼レフカメラであるニコンD3を触れる機会がありましたが、その価格にも驚きましたが、それよりこんな鉄アレイみたいな重いもの、とても持って歩けないと感じてしまいました。
ところで、カメラで撮影する目的は、目で見た画像の記録と云うことなのでしょうが、携帯電話に当たり前の様に内蔵されるカメラでの撮影に馴染まないなあと、私は感じてしまいます。それは、幾ら数百万画素の高密度な画像素子が使用されていても、レンズがチープで解像感が劣ることもありますが、それよりもカメラを構え被写体に対するという行為として、馴染まないと感じられるからだと思います。
特に、一眼レフカメラでファインダーを覗きカメラをホールドし被写体の構図を決め、シャッターボタンを静かに押し込み、その際の重厚なシャッター音が響くという一連の撮影への流れは、今正に映像を切り取って記録したんだという醍醐味を感じるところでもあります。
そんなカメラ好きで、何処に行くにもカメラが手放せない私ですが、やはり一眼レフは大きく重すぎ、コンパクトデジカメを持ち歩くことが多くなりました。しかし、コンパクトデジカメでは、ファインダーが覗きずらく、どうしても背面モニターを利用した撮影となりがちです。そうすると、ホールドが甘く手振れが生じやすいという点が生じて、帰宅してからパソコンの画面で見て落胆することが多くありましたが、昨今は手振れ防止機能が採用され、そんな頻度も低下しました。
追記
アジャスターの立会活動における写真撮影に、携帯電話のカメラで行う会社があると聞きます。しかし、そんなことをすれば、損傷車に対峙して撮影するという気構えに欠けてしまう等と思う私の考え方は古くさいものなのでしょうか。