アイドルストップのこと

　最近のクルマは乗用車も貨物車（中型貨物）にもアイドルストップが装着されるクルマが多くなっていることはご存じの通りです。これで停車時の燃料消費を１分辺り数十ｃｃの燃料消費をなくし燃費を稼ごうというシステムです。街中などを走行していても、信号が青に変わると共に周辺のクルマからキュキュンとスターターの廻る音を聞く機会は増えています。

　ところで、アイドルストップ車を運転すると、だいたいＡＴ付きですが、赤信号でブレーキを踏んで停車すると共にエンジンは停止し、発進時はブレーキペダルを離すと共に再始動する訳ですが、やはり発進時のタイムラグは１秒までは要しないとはいうものの、０.５秒程度は生じてしまいます。この僅かな時間ですが、どうも馴染めない感覚と思い続けています。だいたい。ＡＴ車ではブレーキペダルを離すと共にクリープでゆっくりとクルマは動き出すのですが、それが僅かな時間ではありますが、遅延するという感覚、特に急いでいる訳ではないですが、即応しないという特性は馴染まないと感じている方は、私を含め多いのではないでしょうか・・・。

　だいたいアイドルストップ付き車は、アイドルストップＯＦＦスイッチが付いていますが、これも一度ＯＦＦにしても、一度エンジン停止した後の再始動では、デフォルトでＯＮになりますから、再始動後、いちいちＯＦＦしなければならない点も不便だなあと感じます。ディーラーなどのテスターによるＥＣＵのコーディングで、デフォルトＯＦＦすることも可能なのかもしれませんが。