私の思いと技術的覚え書き

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日産とホンダの統合模索する動きがあった

2020-08-17 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 共同通が報じる海外初の情報だと云うが、2019年に日本政府が日産とホンダの経営統合をお膳立てしようかとの動きを見せていたという。
 これを見て何を思うか。私は、過去の日産とプリンスの経営統合(合併:1966/8/1)を思い浮かべる。

 この官主導の合併劇の背景となる特定産業振興臨時措置法案(特振法案)作りと成立に奔走する官僚達を描いた「官僚達の夏」(城山三郎著)を読んだのは20年以上前だろう。しかし、こうして官僚を持ち上げた城山氏も、その後の官僚の志の低下に、慚愧しながら亡くなったこと思う。その経産省(当時の通産省)に、未だチョロチョロ動くのがいたとは・・・。
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日産とホンダ統合案模索か 日本政府が一時、英紙報道
8/17(月) 9:30配信 共同通信
 【ロンドン共同】英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は16日、日本政府関係者が2019年に日産自動車とホンダの経営統合を模索していたと報じた。電気自動車(EV)や自動運転技術の開発競争が激化する中、日本の自動車産業の先行きを危ぶんだためだが、両社が反対したため統合案は頓挫したという。複数の関係者の話として伝えた。

 報道によると、統合案は19年末に両社へと示された。ホンダ側は、日産と企業連合を組むフランス大手ルノーの複雑な資本関係を背景に提案を拒否。日産もルノーとの連携強化に集中する中で反対した。統合案は両社の取締役会で検討される前の段階で否定されたという。

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