写真は、現行型クラウン(S200系)のエンジン ルームです。以前の180系から、V6エンジンの本体上はカバーリングされていましたが、さらにエンジンの前と左右がカバーリングがなされ、付属部品がほとんど見えない状態にされています。
エンジンオイルの点検とか補充や、ブレーキフルードの点検やウォッシャー液の補充はできる様に考慮はされている様ですが、これがクルマとしての正常進化の姿なのだろうかと思わずにはいられません。
そもそも、こんなカバーリングを施す意味とは何ぞやと思わずにいられませんし、故障の予兆の発見を遅らせる可能性を持つ、この様なカバーリングを施すエンジニアリング・デザイナーの良心と云うものを疑います。
これは、決してトヨタに限らず、ベンツやBMW車等を含み世界中の傾向の様ですが、これが高品質を示すものなのでしょうか。私には、まったく価値を見出せない現象と感じられます。