年末で各位共、年内中の仕事に追いまくられているところと思います。かく云う私も同様で、毎日が時間との闘いといった感があります。
さて、今回はスーパーカーに関連して記してみたいと思います。私は、特別なスーパーカーおたくではありませんが、スーパーカーというクルマを見れば、気をそそられる興味はあります。スーパーカー(もしくはエキゾチックカーと呼ばれる場合もあります)とは、その定義付けは曖昧なものだと思います。直感的には、フェラーリ社やランボルギニーニ社のクルマを筆頭とした様なクルマだと思いますが、私見ですがスーパーカーとは、以下のような要件を満たしているクルマであろうかと感じます。
①前衛的なボデーデザインであること。
いわゆる一目でスーパーなクルマと感じられるものでしょう。
②各種運動性能が優れていること。
最高速、加速、制動、旋回、スタビリティ等の諸性能が、その時代の水準を超えて優れていることです。
③生産台数が比較的少なく希少性があること。
以上のような要件を備えているクルマが、私見ですがスーパーカーと呼ばれるものだと思います。従って、私の好きなポルシェ911シリーズ等は、例えターボやGT2、GT3等の超高性能モデルであっても、そのスタイルや生産台数からスーパーカーには含まれないと思います。ポルシェ社で云えば、過去の959や現在のカレラGT当たりが、スーパーカーということになると思います。また、過日登場のニッサンGTRは、メーカーは「マルチパフォーマンス・スーパーカー」と謳いますが、性能は十分以上でありますが、やはりスーパーカーのジャンルには入らないと感じます。ホンダNSXについては、微妙なところかと感じます。
ところで、昨今は往年(20年~30年前)のスーパーカー相場が急騰していると聞きます。ランボルギーニ・ミウラやカウンタック、フェラーリ・デイトナや365GT4/BB等々です。理由は、ユーロ高にあるとも云われ、欧州からの買い付けが入っているためだとも聞きます。ミウラ等は2~3千万円だったものが6千万以上とも伝わっています。あまり庶民には縁がない話ですが、日本にある希少なクルマが海外に流出して行くのであれば、寂しいことであると感じられます。