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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

高知白バイ事件・どうして正す正義は生じないのか?

2021-04-24 | 事故と事件
 高知白バイ事件は、2006年3月に生じた、既に15年も前に生じた事故だ。
 事故状況は路外から進入したスクールバスと白バイの交通事故だ。この事件は、様々な証拠の改竄だとか、被疑者不在のままバスのスリップ痕たる実況見分が行われている。また、判事は、白バイの後方を走っていた第3者の証言を「利害関係のない第3者だからといって確実な証言とは限らない。一方、同僚白バイ隊員の証言を関係者だからと云って、虚偽を述べるとは限らない」という迷言を発したとされている。

 何れにしてもYoutubeを始め、多くの第3者(中には元判事など法曹関係者)も数々の疑問を論評している。しかし、それらの情報もほぼ4年位前を境に、なされなくなり事件は風化しようとしている。多分、一番悔しい思いをしているのは、事故の当事者で、1年半の懲役に服した運転者だろう。しかし、再審請求を行おうにも、金が掛かるし、もう諦めようという気持ちが大きくなっているとも想像される。

 私は、現在Netの各種情報も一定見た方で、ほぼ全員が本掲事故が含む冤罪性の強さを疑わない者は、当事故を裁いた判事、検事、警察以外にはいないと信じている。中には、当事故に直接もしくは間接に関わった法曹関係者の中にすら、「これで良いのか?」という疑問を持っている者も多いだろう。

 私に金銭的な余裕があるなら、どんな大金を要しても、それなりの大弁護団と事故分析のプロ集団、そして、事故当時の同地が、白バイの違法な高速追尾訓練場所と化していたという目撃者への呼びかけと証言を集め、正義を正したいとは思う。私同様の思いに近い、富裕者や特に弁護士もしくは弁護士法人の中で、費用は一切手弁当だが、改めて当事者バス運転手を勇気付け、再審への道を切り開く者はいないのかと期待したいところだ。

 つまり、この事件は、地元高知の恥に留まらず、日本の恥、日本の主に法相関係者の恥たる事件で、これをそのまま放置することは、許されざることだと思うからだ。



【過去記事】憂い忘れまじき”高知白バイ事故”
2018-06-23 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/8ceb2a0290e2778f5acafbd74d74b403

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