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民意とはなんだろう

2022-06-27 | コラム
民意とはなんだろう
 選挙が近づいていたが、多くの国民は何も変わりゃしないし、投票するだけムダと思っていると想像する。

 かといって、現世国民の多くが、現在の政治のあり方に満足している何てことはまったくないのも事実だろう。つまり、口調は穏やかだが、何ら実行力が感じられない現首相、従前の長期政権首相は、未だにさまざまな影響力を行使し、今後隙あれば三選を狙う魂胆ありありだ。また、あの狂ったT女史など、軍事費倍増して、日本の国防を固めなくちゃ何て本気で息巻いているが、戦争始まったら自分の息子も出兵させるつもりあるのかと正気かと疑う。

 正味本当のところは、既存政権たる自民や公明などは、得票率が上がらない方が良いと思っているに違いない。彼らには組織表があり、それなりに現金は流石にバラまいちゃいないが、それなりに手懐けた大企業大組織の投票で決まることを望んでいるに違いないだろう。

 しかし、先にも記した様に現政権に不満があるなら、投票行動することが、国民最大の権力行使なんだが、諦めきった羊たちには、そういう情熱というか夢を持つことはない様だ。現政権のまま、ほどほど大きく変わらなければ良いというリスク回避への消極性だけが現世国民の大勢なんだろう。

 でも、その消極性が行き着く先は憲法改正であるが、ともすると9条の不戦の誓いのことに目が行きがちだが、どうやら改正論者の本音は異なる様だ。それは、デモクラシーの後退であり、言論の自由を始め、大勢のためには私権を一定制限できると云うところに本音はある様に思えてならない。これは、ある意味戦前の憲法への回帰だ。政府および官僚の権限は、ますます強まる方向へ進むことは間違いないだろう。

 例えどんなに得票率が上がろうが現在の与党体制がひっくり返ることはあり得ないだろう。ただし、これ以上与党(と云うより保守を名乗るが戦前の独断政治が最良と思っているエセ保守者)の力を削ぐ意味で、野党の当選者を増やし発言力を増してやることに意味はあるのだろうと思う。

 と云うことで、既に各自に投票用紙は配布済みだろうから、できれば期日前投票でエセ保守でない野党に投じて欲しいと願う。


#選挙近づく #国民の本音


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