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光反射率0.6%の黒色

2022-07-06 | コラム
光反射率0.6%の黒色
 光反射率がたったの0.6%の黒で全塗装したデモ車の記事を見たので書き留めておきたい。

 内容詳細はリンクページを見て戴くとして、重要部分を抜き出すと、この塗料は光陽オリエントジャパン(埼玉県)が2020年に発売した世界一黒い水性アクリル塗料で、光吸収率99.4%、対象物の表面に非常に大きな表面積の粉状塗膜層を作ることで、光をその内部に閉じ込めるという超低反射の黒い外観になる。なお、この塗料も耐久性は低く、実際にクルマの塗装には不向きだという。


 ついでに、昨今はマット塗装とかいうつや消し塗装色がメーカー純正でも一部車種にある様だが、軍用車などなら意味は判るが、実用車で意味があるのか疑問を感じるところではある。それと、このマット塗装(つや消し)は、昔からフラットベースなりのつや消し剤を入れることで可能だが、事故などで部分補修を行った際の、つや消し度合いを合わせるのが、難しい様に感じるところだ。

 個人的には、経年欧州車の内装樹脂塗膜はベタ付きとか擦ると剥がれる様な状態になる場合が結構あるが、ホームセンターでつや消しクリアーで軽くコートすることで、ある程度カバーリングできることとして時々利用している。

リンクページ
異様!「世界一黒いポルシェ」名古屋を走る 驚異の光吸収率99.4% 世界一黒いBMW超えた
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/fe3688c35b0136c592e6ab5c8f7d71a1393e2021/photo/


#光りをほとんど反射しない黒塗装


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