この写真のコックピット(運転席)ですが、鉄道博物館(大宮)で見たDD型ディーゼル機関車のものです。このDD型だとかDF型のディーゼル機関車は。中央のいキャビン前後に長いボンネットのエンジン室を持った機関車なのですが、前後どちら に向けて進行して良い様に、車体中央のコックピットの座席は横向きに配置されて居るのです。当然シートは回転できる様になって居るのだと思いますが、各種計器板は車体と平行に横置きに配置されて居るのです。
この様な配置ですから、長時間の運転を行う運転士は、大変なことだと思います。しかし、昔の蒸気機関車等を見る度に思いますが、あんな前方視界の悪い構造で、良く運転して来たものだと思います。まあ、クルマと異なりステアリング操作がない鉄道故に、可能なことではあると感じます。