師走も半ばとなりましたが、気候も世情も、益々寒さを強めている感じです。
それにしても、このところマスコミから伝えられる、超一流企業における一方的な派遣労働者切りや、新卒採用者の内定取り消しは、腹が立つ問題だと感じています。そして、そんな単純労働者の派遣を許した、当時の小泉と竹中のバカたれラインと、それを強力に要請した経団連の奥田(トヨタ)とか御手洗(キャノン)辺りの連中のことを憎悪しないではいられません。
今回の出来事は、まったく労働者を人ではなくモノとしてしか見ていないという、企業経営者達の実相を(今更ではありますが)見たと云う思いを持ちます。
しかし、次年は3月末の決算期に向かい、益々景気は悪化して行くのでしょう。そんな中、正規従業員だって、安閑とはしてられなくなる企業が続出するのだろうと想像します。そんな状態に至って、労働者の橋頭堡である労働組合は活躍できるのでしょうか。現状を鑑みるに、甚だ疑問なことであろうと思わずにはいられません。
今日見た、連合・高木会長のインタビュー記事がありましたが、労働組合として会社に対抗するためとして、以下の内容を述べていました。要は協調なんて甘っちょろい考え方ではイカンと云うことなのです。特に組合委員諸君には、今が頑張り所なんだと肝に命じて貰いたいと願います。
・経営側への「拮抗(きっこう)力」を取り戻すには。?
要は会社が嫌がることをできるかどうかということ。例えば忙しい時、納期が迫っている時に残業を拒否したら会社には効く。
追記
本日、自宅近くの駿河湾沿岸を夕刻に走行中、雲が真っ赤に染まって見事と感じ、写した写真を掲載しています。風もなく穏やかですが、夕刻になりますと冷え込んで来ますが、釣り糸を垂れる方がおられました。