私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

ヤフオク・こういうクルマを売る者と買う者

2019-11-13 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 今朝、ヤフオクで目に付いた物件だが、ポルシェ996GT3の大破車(明らかに全損)のボデーのみの出品である。スタート価格75万、即決価格85万円也となっている。

 この様な稀少車だから明らか全損でも75万なり85万円を期待して出品するのだろうか・・・。しかし、うがった見方だが次の様なことを念頭に出品し、購入する者もそれに沿った思考で入札するのではないのかと不信を感じるところだ。

 それは、この大破ポルシェだが、書類付きと記されているところにポイントがあるのだろう。つまり、幾ら中古部品を見つけて来たとしても、損害は車両の全体に及ぶから、到底間尺に合わないのだろうが、該当車の盗難車を入手したとすれば、その書類と車台番号の打刻位置(このポルシェについては不知ながら、フロントトランクルーム内スペアタイヤ後ろのクロスメンバー部位か?)さえ、付け替え処理して中古車新規で登録すれば、別のクルマとして登録ができてしまうことにありはしないだろうかということだ。

 もし、今後この出品車の該当車台番号車(未公表だが)を追跡し、中古車新規で登録されたとすれば、その様な疑いを持って眺める必要があるのだろうが、国土交通省や警察関係者も、現時点でそこまでの嫌疑はなかろうから、その様なことがあっても発見なされることはないのだろう。



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