豊橋・タンクローリー下に押し込まれ追突事故

豊橋・タンクローリー下に押し込まれ追突事故
　6/29に豊橋市の国道で生じたという合計７台が絡む追突事故だが、最後尾の大型トレーラーが原因者の様に見える。



　この事故で驚くのは、タンクローリー車の後部から２台の乗用車が押し込まれ、下敷きになっているという状態である。多くの追突事故の事例を過去に見てきたが、高速道路の追突事故などで、大型車の後部から押し込まれた乗用車は、正にせんべいの様にという表現が適切かどうかだが、ボデーの床から上の部分がなくなり、どう見ても乗員は即死しているという状態の事故車を、主に高速道路の主要ＩＣ付近の事故車保管場所で何度か見てきたものだ。
　今回の場合、下敷きになった乗用車が潰れてはいるものの、上部ボデーがさほどにペシャンコにならず現状を保っているのは、事故の瞬間にタンクローリー車も急減速で前傾状態になっていたことと、そもそも前２軸タンクローリー車の後輪荷重が低いということがあったと思える。しかし、これだけの事故で、全員軽傷のレベルだというのだから、最後尾加害トレーラーの運転手は、ヘタすりゃ２名死亡で交通刑務所の場合すらあったのだが、業過傷でも軽傷事故となると、物損がどのように大きくても略式起訴の罰金程度で済むということと思える。


　ただし、大型トレーラーの対物保険の付保会社は合計６台の対物および対人賠償保険を負担しなければならないので大変であろう。ちなみに、この事故の受付をし、元請けとなる損害調査部署では、事故受付と共にＩＢＮＲと呼ぶ支払備金を対物および対人にコンピューター計上するのだが、およそ添付図のごとく対物備金はなされるだろう。なお、対人は軽傷ということで、自賠責で負傷は120万円までは任意保険は支払う必用なしなので、備金計上なしとなろう。

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国道でタンクローリーなど７台が絡む事故　男性７人がけが　愛知
ＣＢＣニュース　2022年6月29日(水) 16:25

愛知県豊橋市の国道でトレーラーやタンクローリーなど７台が絡む事故があり、7人がけがをしました。
29日午前11時10分ごろ、豊橋市小島町の国道23号バイパスで、トレーラーが前方のワンボックスカーに追突、はずみでタンクローリーや乗用車など合わせて7台が絡む玉突き事故となりました。
警察によりますと、この事故で21歳から53歳の男性6人が病院に運ばれましたが、いずれも軽傷。腰の痛みを訴えて自ら病院に行った男性も軽傷とみられています。
また、この事故で国道23号バイパスは下りの一部区間が約5時間通行止めとなりました。
警察はトレーラーを運転していた男性の前方不注意が事故の原因とみて、詳しく調べています。
＃6/29豊橋７台絡む玉突き追突　＃タンクローリー下に乗用車２台が押し込まれる　＃ＩＢＮＲ（備金計上）