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リレーアタックだけじゃない・コードグラバーとは?

2021-07-09 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
リレーアタックだけじゃない・コードグラバーとは?
 キーを差し込む必要がないリモートキー車は、常にクルマとキーの間では、通信が成立するかのネゴシエーション処理を行っており、盗難犯の1名がこれを傍受して、遠隔送信装置でクルマの近くに居るもう1名の盗難犯があたかもリモートキーがクルマの至近にあるとして盗む手口がリレーアタックと呼ばれるものだ。

 ところが、もっと恐ろしいのがコードグラバーという手法があるそうで、このことを書き留めてみたい。

 このコードグラバーとは、製品としてはロシアや中国製などの製品があるらしいが、そもそもリモートキーのスペアを作れるとして市販もされているそうだ。このコードグラバー機器は、正規の運転者がロックする際の電波の暗号コードを傍受(グラバー:掴むの意味)し、クローンキーがたちまちできてしまうというものだ。

 しかも、このコードグラバーの傍受可能な通信距離が、リレーアタックの数十mなんて短いものではなく、数百mまで離れていても、コードを傍受しクローンキーを作れてしまうと云う恐ろしいものだ。

 従って、リレーアタックの場合は、金属ケースに入れておくなどで対処できたが、クルマを降りてロック動作の一瞬で、クローンキーが出来てしまうことから、狙われたら防ぐのが困難と云えるものだ。

 対策としては、別の防盗セキュリティ製品を付けるとか、ハンドルロックやタイヤロックを付ける、強固な車庫に入れて保管するとか考えられるがそれも出先では通用しない。対策としては如何に盗む際に時間を要する様にするかと云うところだが、これでは従来のイモビライザーを内蔵したメカニカルキーの方が防盗性は高かったと思えるところだ。


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Youtube レクサスオーナー要注意!車両盗難新手口「コードグラバー」の対策方法
2019/05/18
https://www.youtube.com/watch?v=MyskYYuuT6Q



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