このところ、飲酒運転絡みの凶悪事故のニュース報道が続いています。人を引きずり続けて死に至らしめており、これらは事故というより殺人という犯罪と断じられます。
こんな重大事故でなくとも、クルマの事故で飲酒が要因となっているものは、法律は厳罰化なされたというものの、相変わらず潜在的には相当あるのだと感じます。
ところで、タバコの弊害を喧伝し、ダバコ消費を減らすための増税の話題は出ますが、酒税増税の話しはあまり聞きません。昔の米国であったという禁酒法なんかやっても、アンダーグランドな社会を潤すだけですから、酒税を大幅に上げ、酒の消費を減らすことも効果があるはずなのに、その様な論議は何故出ないのでしょうか。
酒とタバコでは、それに関連する業界規模としては、酒の方が圧倒的に大きいでしょうから、政治的な抑止力というのが働くのかもしれません。
追記
私はタバコも酒も嗜みます。但し、酒には毎日の晩酌をするまでの執着はありません。しかし、下らないセレモニーたる席の酒は不味いですが、気心を知れある意味価値観を共有できる方との酒は美味く感じるものです。