先日の疑義事案との闘い(その12)に記し漏らした、幾つかのことを記してみます。
その1 最近はどうなのか知れませんが、一時期ナンバープレート(主にフロント側)を盗まれるという事件が多く生じていました。また、盗難グループが摘発された際に、多数の偽造ナンバーが発見されたるとの記事を見ることもあります。昔、ある盗難事故の報告で、盗難された車両から程近い草むらの中から、盗難車のナンバープレート(1枚)が発見されたという報が伝えられるという経験をしたことがありました。これらのことを総合するに、盗難車を盗んで移送する犯人は、速やかにナンバープレート(多分フロント側だけ)を偽造品に取り替えているのだ想像されます。
この理由として考えられることに、Nシステムの存在があります。このNシステムは、種々の犯罪捜査に使用されている様ですが、その実態の総てが公になされていない等の批判があるものですが、盗難車の検索にも利用されているはずのものです。Nシステムにも種別がある様ですが、新しいものは車両前部の登録番号の検出と共に、運転者と助手席を含んだ画像も記録しているそうです。ですから、盗難グループはこれを怖れ、盗難後速やかに前部ナンバープレートを付け替えているのだと想像されます。
ここで、私は思うのですが、現行のNシステムを車両前部だけでなく、車両後部からの画像も検出し、前後登録番号の異なるものを抽出できるシステムにバージョンアップできれば、その様な輩の摘発に威力を発揮できるのではないかということです。それと、これは既に行っているのかもしれませんが、登録番号の原簿にない架空の番号についても、当然検出の対象とすることです。また。後部画像の検出ができれば、二輪車も対象とすることができます。
その2 相当以前のことですが、現在でも個人的に親しくさせて戴いている、ある鈑金屋さんと一緒に事故現状車の販売を手掛けている業者さんのところへ、事故車の物色に同行したことが何度かあります。(当然これは私の休日のことです。)
このある鈑金屋さんですが、業界用語で云うところの、いわゆる「起こし屋」さんと云われる方です。一般顧客の事故車を修理するのではなく、自らが事故車を買い取り、それを修理して販売するという形態の鈑金屋さんです。その事故現状車の販売業者さんを訪ね、事故車を見たり話を聞いたりして驚いたことなのですが、これは物理的に、また修理コスト的にとても修理はできないと判断される様な極めて大損傷である高年式・高級車が、驚くべき価格で取引されている実態を垣間見たことです。事故現状車の販売は、昨今では一般の中古車販売と同様に各地で専門オークションが開催されていますが、やはり高年式・高級車では同様の傾向がある様に聞いています。
以上記して来たことで何が云いたいかといえば、これら物理的に、修理コスト的に引き合わない大損傷の高年式・高級車を買い取る者の中には、盗難車に関わるべき輩が含まれていると想像されることなのです。つまり、これら大損傷事故車を購入した者の中には、その車体番号と登録書類だけを利用し、盗難車を別の登録車としてしまっているということが想像されることなのです。
もっとも、以上のことは所轄官庁も認識しており目は光らせている様ですが、現状で何処まで実効性があるものなのかは疑問なことです。大事故の全損車は、解体証明が必要な永久抹消登録手続きが必要な法的処理を要する様にでもすれば防げることかもしれませんが、これも個人の財産権の問題もあり難しいことでしょう。また、中古車の走行距離数の偽造問題から、現在では車検証に継続検査毎に走行距離数を記録する様になりましたが、同様に事故の記録を自動車登録データベースに記録することも考えられますが、これも種々難しい問題を生じることなのでしょう。
その3 これは、5年前に見た夢の中の話です。
彼はある地域の管理者アジャスターとして活動していました。ある時、配下のアジャスターから、ある対物事故の相談を受けました。高額損害の対物事故で、被害車両はセルシオ30型であるのですが、損害額はともかく彼はあることを知り驚きました。被害車両の車体番号が削り取られた車両であったことを知ったからです。しかも、車検証も確認できないのだというのです。なお、被害者たる人物は、予想できる通りその世界の人物の様でした。
彼は、配下のアジャスターに対し、それらのことを社内上部に伝えたのかと確認しました。彼は、その配下のアジャスターが、日頃から真面目過ぎる程の者であることをよく認識していました。また、配下のアジャスターの部署長も日頃から真直な人物であることも彼は承知していました。従って、彼は当然その部署の長が上席であって、彼と同一の部署に在する統括長に相談しているはずと確信していました。しかし、その後の話で配下のアジャスターから、そのまま修理費を支払うことになったと伝えて来たことに彼は愕然としたのでした。彼は、同一部署に在する統括長に相談すべきかを思い、迷い、悩みました。しかし、彼はそれを諦めてしまったのです。何故ならば、彼は従前までのその統括長の事なかれ主義の数々を思い知らされて来ていたからなのです。彼は、この様な反社会的勢力に対し、一切の無抵抗のまま過ごしてしまったかもしれないことに、そしてそれに荷担してしまったもしれないことを、今でも悔いているのです。繰り返しますが、以上は夢の中の話です。
その1 最近はどうなのか知れませんが、一時期ナンバープレート(主にフロント側)を盗まれるという事件が多く生じていました。また、盗難グループが摘発された際に、多数の偽造ナンバーが発見されたるとの記事を見ることもあります。昔、ある盗難事故の報告で、盗難された車両から程近い草むらの中から、盗難車のナンバープレート(1枚)が発見されたという報が伝えられるという経験をしたことがありました。これらのことを総合するに、盗難車を盗んで移送する犯人は、速やかにナンバープレート(多分フロント側だけ)を偽造品に取り替えているのだ想像されます。
この理由として考えられることに、Nシステムの存在があります。このNシステムは、種々の犯罪捜査に使用されている様ですが、その実態の総てが公になされていない等の批判があるものですが、盗難車の検索にも利用されているはずのものです。Nシステムにも種別がある様ですが、新しいものは車両前部の登録番号の検出と共に、運転者と助手席を含んだ画像も記録しているそうです。ですから、盗難グループはこれを怖れ、盗難後速やかに前部ナンバープレートを付け替えているのだと想像されます。
ここで、私は思うのですが、現行のNシステムを車両前部だけでなく、車両後部からの画像も検出し、前後登録番号の異なるものを抽出できるシステムにバージョンアップできれば、その様な輩の摘発に威力を発揮できるのではないかということです。それと、これは既に行っているのかもしれませんが、登録番号の原簿にない架空の番号についても、当然検出の対象とすることです。また。後部画像の検出ができれば、二輪車も対象とすることができます。
その2 相当以前のことですが、現在でも個人的に親しくさせて戴いている、ある鈑金屋さんと一緒に事故現状車の販売を手掛けている業者さんのところへ、事故車の物色に同行したことが何度かあります。(当然これは私の休日のことです。)
このある鈑金屋さんですが、業界用語で云うところの、いわゆる「起こし屋」さんと云われる方です。一般顧客の事故車を修理するのではなく、自らが事故車を買い取り、それを修理して販売するという形態の鈑金屋さんです。その事故現状車の販売業者さんを訪ね、事故車を見たり話を聞いたりして驚いたことなのですが、これは物理的に、また修理コスト的にとても修理はできないと判断される様な極めて大損傷である高年式・高級車が、驚くべき価格で取引されている実態を垣間見たことです。事故現状車の販売は、昨今では一般の中古車販売と同様に各地で専門オークションが開催されていますが、やはり高年式・高級車では同様の傾向がある様に聞いています。
以上記して来たことで何が云いたいかといえば、これら物理的に、修理コスト的に引き合わない大損傷の高年式・高級車を買い取る者の中には、盗難車に関わるべき輩が含まれていると想像されることなのです。つまり、これら大損傷事故車を購入した者の中には、その車体番号と登録書類だけを利用し、盗難車を別の登録車としてしまっているということが想像されることなのです。
もっとも、以上のことは所轄官庁も認識しており目は光らせている様ですが、現状で何処まで実効性があるものなのかは疑問なことです。大事故の全損車は、解体証明が必要な永久抹消登録手続きが必要な法的処理を要する様にでもすれば防げることかもしれませんが、これも個人の財産権の問題もあり難しいことでしょう。また、中古車の走行距離数の偽造問題から、現在では車検証に継続検査毎に走行距離数を記録する様になりましたが、同様に事故の記録を自動車登録データベースに記録することも考えられますが、これも種々難しい問題を生じることなのでしょう。
その3 これは、5年前に見た夢の中の話です。
彼はある地域の管理者アジャスターとして活動していました。ある時、配下のアジャスターから、ある対物事故の相談を受けました。高額損害の対物事故で、被害車両はセルシオ30型であるのですが、損害額はともかく彼はあることを知り驚きました。被害車両の車体番号が削り取られた車両であったことを知ったからです。しかも、車検証も確認できないのだというのです。なお、被害者たる人物は、予想できる通りその世界の人物の様でした。
彼は、配下のアジャスターに対し、それらのことを社内上部に伝えたのかと確認しました。彼は、その配下のアジャスターが、日頃から真面目過ぎる程の者であることをよく認識していました。また、配下のアジャスターの部署長も日頃から真直な人物であることも彼は承知していました。従って、彼は当然その部署の長が上席であって、彼と同一の部署に在する統括長に相談しているはずと確信していました。しかし、その後の話で配下のアジャスターから、そのまま修理費を支払うことになったと伝えて来たことに彼は愕然としたのでした。彼は、同一部署に在する統括長に相談すべきかを思い、迷い、悩みました。しかし、彼はそれを諦めてしまったのです。何故ならば、彼は従前までのその統括長の事なかれ主義の数々を思い知らされて来ていたからなのです。彼は、この様な反社会的勢力に対し、一切の無抵抗のまま過ごしてしまったかもしれないことに、そしてそれに荷担してしまったもしれないことを、今でも悔いているのです。繰り返しますが、以上は夢の中の話です。