過積載ダンプ運搬で逮捕2名
こういうダンプの土砂過積載は、数十年前の高度経済成長時代はよく聞いたものだが、今でもやってる奴はいるんだと思うところだ。
しかし、今回の逮捕者を弁護しようなどという気持ちはさらさらないが、これは運送業に限らずのことだが、大企業は元請けでがっつり中抜きして大儲けし、下流に行く程にだんだんと利幅が圧縮されていくという構造的な問題があることを改めて思う。
ダンプトラックの修理を行う工場主に話しを聞いてことがあるが、ダンプの運送費はこの数十年以上、何ら値上げされていないと云う。燃料費やタイヤ代など消耗品費はそれなりに値上げされてきて、運送費がまったく変わらないとしたら、規定の2倍、3倍を積み込んでなんとか収支を合わせようという心理も働くだろう。
話しは飛ぶが、労働組合運動に関わり、警察、検察、裁判所などから、相当不当な組合活動の弾圧を受けている事件として「関西生コン事件」というのが進行中であり、感心を向けているところだ。この生コン業社も、上層にはゼネコンとかセメント企業の大企業があり、最下層がコンクリートミキサー車で生コンを運ぶ中小零細企業がある訳だが、本来下請け法に抵触すべき値下げ圧力で、ミキサー業社は団結した訳だが、これを潰ししに掛かる大企業の影がチラつくものだ。
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既定の4倍 26トンの土砂を過積載 産廃処理会社専務ら逮捕 ダンプカーの荷台を高く改造
11/16(火) 12:54配信 フジテレビ系(FNN)
ダンプカーを改造し、規定の積載量を超える土砂を運んでいた疑いで、会社社長らが警視庁に逮捕された。
東京都内の産業廃棄物処理会社の専務・加藤元国容疑者(53)と土砂運搬の依頼を受けた会社社長の坂本勲容疑者(45)は、2021年6月、東京・八王子市内で、積載可能量のおよそ4倍にあたる26トンの土砂を積載したダンプカーを走行させた疑いが持たれている。ダンプカーは、規定より多く積めるよう、荷台の側面が高く改造されていたという。
過積載は、2015年ごろから行われていたとみられ、加藤容疑者は「過積載することは最初からわかっていた」と供述しているという。
こういうダンプの土砂過積載は、数十年前の高度経済成長時代はよく聞いたものだが、今でもやってる奴はいるんだと思うところだ。
しかし、今回の逮捕者を弁護しようなどという気持ちはさらさらないが、これは運送業に限らずのことだが、大企業は元請けでがっつり中抜きして大儲けし、下流に行く程にだんだんと利幅が圧縮されていくという構造的な問題があることを改めて思う。
ダンプトラックの修理を行う工場主に話しを聞いてことがあるが、ダンプの運送費はこの数十年以上、何ら値上げされていないと云う。燃料費やタイヤ代など消耗品費はそれなりに値上げされてきて、運送費がまったく変わらないとしたら、規定の2倍、3倍を積み込んでなんとか収支を合わせようという心理も働くだろう。
話しは飛ぶが、労働組合運動に関わり、警察、検察、裁判所などから、相当不当な組合活動の弾圧を受けている事件として「関西生コン事件」というのが進行中であり、感心を向けているところだ。この生コン業社も、上層にはゼネコンとかセメント企業の大企業があり、最下層がコンクリートミキサー車で生コンを運ぶ中小零細企業がある訳だが、本来下請け法に抵触すべき値下げ圧力で、ミキサー業社は団結した訳だが、これを潰ししに掛かる大企業の影がチラつくものだ。
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既定の4倍 26トンの土砂を過積載 産廃処理会社専務ら逮捕 ダンプカーの荷台を高く改造
11/16(火) 12:54配信 フジテレビ系(FNN)
ダンプカーを改造し、規定の積載量を超える土砂を運んでいた疑いで、会社社長らが警視庁に逮捕された。
東京都内の産業廃棄物処理会社の専務・加藤元国容疑者(53)と土砂運搬の依頼を受けた会社社長の坂本勲容疑者(45)は、2021年6月、東京・八王子市内で、積載可能量のおよそ4倍にあたる26トンの土砂を積載したダンプカーを走行させた疑いが持たれている。ダンプカーは、規定より多く積めるよう、荷台の側面が高く改造されていたという。
過積載は、2015年ごろから行われていたとみられ、加藤容疑者は「過積載することは最初からわかっていた」と供述しているという。