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高速道・橋梁継ぎ目の鋼板がめくれて車両17台損傷

2021-11-17 | 事故と事件
高速道・橋梁継ぎ目の鋼板がめくれて車両17台損傷
 昨日(11/16)、東海北陸道・岐阜・郡上市で高架橋の継ぎ目(ジィイント部)のゴム内部の鋼板が、外部にめくれ上がり、通過車両17台が何らかの損傷を生じたとのことだ。

 本件の様に、道路施設そのものや、外部の擁壁など関連施設の管理上から生じた事故については、管理組織に責任があるので、一般的に賠償に応じてもらえるはずだ。

 ただし、2012年12月に生じた中央道笹子トンネル天井崩落事故では、道路管理者の中日本高速道路(NEXCO中日本)は、トンネル施工者の責任だ等と述べて、数年間賠償に応じなかった事例もあるので要注意だ。だいたいこういう旧道路公団の経営幹部は、国交省など官僚の天下り組織なのだが、その思考が利用者側でない場合が往々にして見られる場合がある。国民は、その辺りを十分監視して行かなければならない。



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高速道路で路面の金属板めくれ上がる 乗用車やバスなど17台損傷 けが人なし 
11/16(火) 23:57配信 CBCテレビ
 岐阜県郡上市の東海北陸自動車道で、路面の一部がめくれ上がり、これまでに乗用車やバスなど17台が損傷したことがわかりました。
 路面がめくれ上がっていたのは、郡上市八幡町の東海北陸自動車道です。
 中日本高速道路によりますと、16日朝、下り線の亀尾島川橋と陸地側の道路をゴムでつなぐ「橋梁伸縮装置」で、ゴムで覆われた金属の板が長さ1メートル90センチにわたってめくれ上がっていました。
 この影響で16日午後3時までに、乗用車やバスなど17台が損傷したということです。けが人はいませんでした。


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