私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

現代政治家を思う

2008-12-17 | コラム

 私は、新聞を以前は朝日を購読していたのですが、偏向ぶりに嫌気が指し、現在は産経を購読しています。つい先日、リチャード・クーが「【聖杯は何処に】日本の経験伝え恐慌防げ」なるコラムを記していましたが、若干異論を書き留めてみます。

 このコラムで我が国の失われた10年の対応は云々は良しとして、麻生なる首相を持ち上げていますが、このコラム筆者の良識を疑います。

 漢字が読めない云々はまあ良しとしても、毎夜の飲み食い歩き、それも庶民には縁遠い高級店でのことが報じられています。こんな話を聞けば、こいつは本気で国を憂う思いがあるのだろうかと感じているのは私ばかりではないと思います。

 ちょっと前に記した「龍沢寺」(三島市)訪問で知ったのですが、かつて、この寺の山本玄峰老師を訪ね、鈴木貫太郎や吉田茂、池田勇人等の総理が助言を求めて来ていたことが伝えられています。敗戦の天皇の言葉である「耐え難きを耐え忍び難きを忍び・・・」も当時の鈴木貫太郎首相に提言されたと伝えられています。

 政治家たるもの、宗教に頼れとは決して云いませんが、人格高い宗教家や思想家、評論家の意見にもっと耳を傾ける必要があるのだろうと思います。そんな大物政治家が居なくなったのが、現代なのだと感じます。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。