電力空間伝送という技術は既に利用されている機器は結構ある。スマホとかホーム電話機のコードレスチャージャーとか、車両のリモコンキーの自動充電など、小物では結構実用化されているものがある。
EVカーが現在、ほとんどが給電ソケットを接続してチャージングするのだが、大型バスなどで、定位置に停止することで下部に設置された機器との間で電力伝送してチャージングする実験も行われていると聞く。これらは、何れも電磁誘導を利用したもので、比較的短距離において、電力伝送を可能にしている。
また、道路のアスファルト内に、送電コイルを埋め込んでおき、走行中に給電することで、走行用の電力とバッテリーチャージングを同時に行うことも近い将来実用化されそうだ。これが実用化されれば、EVカーの航続距離の短さと充電時間がある程度要するという弱点を大幅に改善できる余地が生まれるので、EV普及が大幅に進むだろう。これが近未来の話しだ。
一方、遠未来の話しだが、衛星など宇宙空間と、地表間をワイヤレスで大電力を伝送できる技術が完成した時、現在のエネルギー問題は一掃される可能性を持つ。すなわち、宇宙空間に超大面積の太陽光パネルを設置することで気象条件に一切影響を受けぬ大電力の発電が可能となり、石油などの化石燃料や危険でやっかいな原子力を一切使用しないで地球上の電力を賄うことが可能になる日は何時か来るのだろう。
第4部:走行中給電 道路が“電源”になる日、2020年に一部で実用化か
https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/mag/15/041300042/041300004/
EVカーが現在、ほとんどが給電ソケットを接続してチャージングするのだが、大型バスなどで、定位置に停止することで下部に設置された機器との間で電力伝送してチャージングする実験も行われていると聞く。これらは、何れも電磁誘導を利用したもので、比較的短距離において、電力伝送を可能にしている。
また、道路のアスファルト内に、送電コイルを埋め込んでおき、走行中に給電することで、走行用の電力とバッテリーチャージングを同時に行うことも近い将来実用化されそうだ。これが実用化されれば、EVカーの航続距離の短さと充電時間がある程度要するという弱点を大幅に改善できる余地が生まれるので、EV普及が大幅に進むだろう。これが近未来の話しだ。
一方、遠未来の話しだが、衛星など宇宙空間と、地表間をワイヤレスで大電力を伝送できる技術が完成した時、現在のエネルギー問題は一掃される可能性を持つ。すなわち、宇宙空間に超大面積の太陽光パネルを設置することで気象条件に一切影響を受けぬ大電力の発電が可能となり、石油などの化石燃料や危険でやっかいな原子力を一切使用しないで地球上の電力を賄うことが可能になる日は何時か来るのだろう。
第4部:走行中給電 道路が“電源”になる日、2020年に一部で実用化か
https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/mag/15/041300042/041300004/