今日(8/8)のNet報道だったと思うが、転落場所から600m程以前の第1事故現場付近から転落場所に掛けて、該当トラックが立木や縁石にぶつかりながら走行した様だ。これは、運転車が故意にぶつけて減速を試みようとしていた可能性もあるとあった。
当職は従前からの職業上からもあり、運転歴50年近くになるという70過ぎの運転者から次の話しを聞いたことが思い出される。それは、4、50年前の大型セミトレーラーで坂道を下ってる最中にブレーキが効かないのを認識し、焦る気持ちの中どうしたものかと思案しつつ、道路左側の土手に擦ろうか、それともガードレールに擦り付けようかと迷ったが、どうしてもできなかったと・・・。そんな中、前方左手に「緊急待避路」(写真1)を見つけて、これに突っ込んでとまってどっと汗を吹いたという話しなのだ。
この「緊急待避路」なるものは、下り坂の左右カーブが続く山岳幹線路などの左手に設置されているもので、下り傾斜と反対に急な登り斜面となっており、しかも路面はザクザクの砂利で段々が付けられる状態になっており、そこに制動不良で突っ込んだクルマの腹を路面に擦り付けることで減速停止を行えるものだ。
神戸の下り坂に、この様な「緊急待避路」があれば良かったのだろうが、Googleマップで見る限り、現地付近は開発され尽くし建屋が並んでおり、山岳路の様に「緊急退避路」を作ることも困難だろう。
それと、例えエンジンが損壊しても止むなしとして何故シフトダウンなりができなかったのかとも思うが、想像だが、該当転落トラックはAMT(自動トランスミッション)だったのかもしれない。このAMTは、幾らシフトレバーでシフトダウンしても、その時点の速度でエンジンが過回転となる状態だと、シフトダウンはされないというコンピューターアルゴリズム(手順)を持っているのだ。これが、昔ながらのマニュアルTMだったら、過回転を覚悟で下段ギヤにシフトしてある程度の減速はできるだろう。但し、エンジンもしくはクラッチが破壊する可能性もあるが、この緊急事態に際しては、そんなことはかまっていられないだろう。
そんな想像をしながら、最後の局面において、該当トラックは川幅は5、6mと大して広くない様だが、ある程度深い川に転落したのだが、もしかするとだが、あえて故意にそれしかないと覚悟を決め、落ちる方向へ誘導したのかもしれぬ可能性もあると想像した。(写真2)
当職は従前からの職業上からもあり、運転歴50年近くになるという70過ぎの運転者から次の話しを聞いたことが思い出される。それは、4、50年前の大型セミトレーラーで坂道を下ってる最中にブレーキが効かないのを認識し、焦る気持ちの中どうしたものかと思案しつつ、道路左側の土手に擦ろうか、それともガードレールに擦り付けようかと迷ったが、どうしてもできなかったと・・・。そんな中、前方左手に「緊急待避路」(写真1)を見つけて、これに突っ込んでとまってどっと汗を吹いたという話しなのだ。
この「緊急待避路」なるものは、下り坂の左右カーブが続く山岳幹線路などの左手に設置されているもので、下り傾斜と反対に急な登り斜面となっており、しかも路面はザクザクの砂利で段々が付けられる状態になっており、そこに制動不良で突っ込んだクルマの腹を路面に擦り付けることで減速停止を行えるものだ。
神戸の下り坂に、この様な「緊急待避路」があれば良かったのだろうが、Googleマップで見る限り、現地付近は開発され尽くし建屋が並んでおり、山岳路の様に「緊急退避路」を作ることも困難だろう。
それと、例えエンジンが損壊しても止むなしとして何故シフトダウンなりができなかったのかとも思うが、想像だが、該当転落トラックはAMT(自動トランスミッション)だったのかもしれない。このAMTは、幾らシフトレバーでシフトダウンしても、その時点の速度でエンジンが過回転となる状態だと、シフトダウンはされないというコンピューターアルゴリズム(手順)を持っているのだ。これが、昔ながらのマニュアルTMだったら、過回転を覚悟で下段ギヤにシフトしてある程度の減速はできるだろう。但し、エンジンもしくはクラッチが破壊する可能性もあるが、この緊急事態に際しては、そんなことはかまっていられないだろう。
そんな想像をしながら、最後の局面において、該当トラックは川幅は5、6mと大して広くない様だが、ある程度深い川に転落したのだが、もしかするとだが、あえて故意にそれしかないと覚悟を決め、落ちる方向へ誘導したのかもしれぬ可能性もあると想像した。(写真2)