私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

楽器のレストア

2008-12-07 | コラム

 一般に工業製品と云うものは、その寿命があり、使用を続けていく中で、性能が劣化して行くのが通常のことです。ところが楽器と云うものは、古い程に音色が向上して行くものがあります。特に弦楽器のバイオリン(ストラディバリウス)とかピアノでその様な様子があることが伺われます。また、日本古来の尺八等も、その様な傾向がある様です。

 但し、これらの楽器も、適宜の消耗部品等の交換を含めたメインテアンンスを行うことが、性能維持および音質向上への絶対条Piano件なのです。

 ところで、静岡県浜松市は、オートバイ等 の工業生産でも有名ですが、楽器の名産地でもあり、有名メーカーとしては、ヤマハや河合楽器があります。そんな、浜松駅から程近い地に、楽器博物館というのがあります。今年の7月頃、そこを訪ねた際のことですが、ピアノの澄み切った音色は良いものだと思っていましたが、クラシックなチェンバロが醸し出す独特な音色が記憶に残ります。

 私は、クルマのレストアを含め、修理ということに興味を持ちますが、最近見た本でピアノのレストアを専門に行っている業社が、やはり浜松にあるという記事を関心を持って見ました。道路を走行していると、ピアノ運搬車と記したトラックを見ることがあります。新品のピアノを納品している場合もあるのでしょうし、昨今は中古の買い取りが盛んに行われている様です。これら中古の買い取りピアノは、旧車のレストアと同様に修復が行われ、国内外の新たな顧客の元で使用され続けるのでしょう。




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