報道によれば、中国高速鉄道の事故では、信号システムのプログラムに欠陥があったのか?と伝えられています。これを聞いて驚くのは、昭和39年(1964年)開業の、東海道新幹線では、速度200キロ以上で走行することを前提に、原則として信号機は路線上には設置せず、同等の機能を持ったものを運転席に搭載しています。これはATCシステム(
自動列車制御装置)と呼ばれるものです。中国高速鉄道では300キロオーバーで走行する車両も含まれる様ですから、同等以上のシステムが採用されていると想像していただけに驚くことです。
このことは、中国がそれだけ無理を重ねて、高速鉄道網を整備してきたと想像できることです。また、新幹線は、各車両の心臓部となる台車や車輪の定期的な厳重検査や、毎夜行われる路盤の補修作業などにより、快適で安全な運行を行い、走行中の死傷事故ゼロを40年間更新してきたと聞きます。しかし、その新幹線ですら、過去私の住まい地近くの三島駅において、乗車しようとした乗客の腕を挟んだまま発車してしまい、死亡する事故を起こしていることを記憶しています。
安全に100%はあり得ないのでしょう。その時の技術や知見など人智を尽くし安全を追求して行くことが求められるのでしょう。しかし、まったくしかしです、あれだけのリスクの実態の拡大を示し続けている原子力発電所という巨大システムが、まったく人智が尽くされない名ばかりの安全システムであったことには呆れます。我が国国民は、中国国民と同様に、声を高め、騒がなければならぬと思うのです。
自動列車制御装置)と呼ばれるものです。中国高速鉄道では300キロオーバーで走行する車両も含まれる様ですから、同等以上のシステムが採用されていると想像していただけに驚くことです。
このことは、中国がそれだけ無理を重ねて、高速鉄道網を整備してきたと想像できることです。また、新幹線は、各車両の心臓部となる台車や車輪の定期的な厳重検査や、毎夜行われる路盤の補修作業などにより、快適で安全な運行を行い、走行中の死傷事故ゼロを40年間更新してきたと聞きます。しかし、その新幹線ですら、過去私の住まい地近くの三島駅において、乗車しようとした乗客の腕を挟んだまま発車してしまい、死亡する事故を起こしていることを記憶しています。
安全に100%はあり得ないのでしょう。その時の技術や知見など人智を尽くし安全を追求して行くことが求められるのでしょう。しかし、まったくしかしです、あれだけのリスクの実態の拡大を示し続けている原子力発電所という巨大システムが、まったく人智が尽くされない名ばかりの安全システムであったことには呆れます。我が国国民は、中国国民と同様に、声を高め、騒がなければならぬと思うのです。