近年の各保険会社の店頭へ訪問したことがある方ならお判りと思いますが、入り口内の接客カウンター奥から内部のオフィスの間には、ある程度の高さの壁が設置され内部の様子がほとんど伺えない様に施されている店舗が多くあることと思います。大きな店舗では、入口カウンター上にインターホンが置いてあり、御用の方はそれぞれの担当部署に内線電話を入れて下さいと書いてあるのです。これでは、折角の用事で訪れたお客様に、あまりに失礼ではないであろうかと感じるのは私だけでしょうか。
オフィス内部に居る私も、入り口にお客さんである訪問者が来たらしいことは判りますが、顔も見えず「いらっしゃいませ」の言葉も掛けられないこの様な環境に、非常に違和感を持っています。多分多くの保険会社で、この様な環境を整え(?)たのだと想像され、たぶん金融庁の行政指導(?)に近いもの、もしくは個人情報保護法への過剰反応があるのだとも思われますが、この様なお客様を見ない店舗運営が果たして正常なものといえるのでしょうか。私は甚だ疑問に感じてしまいます。