2/13茨城・古河市交差点事故・2名死亡
この事故は、2/13深夜0時過ぎ、それぞれ幅4、5mの道が交差する交差路における事故だ。
報道では、事故現場を撮影するカメラ画像があり、事故時の双方車両の動きが判り易く記録されている。このカメラの設置は、近くの民家の防犯用なのか、はたまたこの交差路は過去から事故が多いことがその交差路の4隅に事故車の突入をガードする強固なコンクリートガードが設置されていることからも察することができるが、事故監視用に設置されたカメラなのかもしれない。それにより、本事故の様子の概ねが記録されている。
このカメラには、まずは交差路に先進入したエスティマが右折しようとしたことが判る。エスティマ側信号は赤点滅の一時停止規制だが、右折のため速度は落としているが、停止することなく交差路に進入している。



一方、エスティマが交差路進入する時には、既にその右手方向よりプリウスが至近に近づいているのが判る。プリウス側の信号は黄色点滅の様で、当該路は30km/h規制路だが、どうも動画を見る限りと、エスティマとプリウス衝突後、プリウスは右前方の電柱に右側面を相当強く二次衝突しているが、この損傷状態から察しても、到底制限速度内より高速であったと云うことが伺い知れるところだ。
本事故では、エスティマ側が男性運転手男(32)と、後席に女性2名の3名が搭乗していたが負傷はない様だ。ただし、エスティマ運転手は飲酒があり、後刻逮捕されている。また、本動画の中には、事故後近隣の住民が、プリウス搭乗者に声を掛けたりドア開けて救助しようとしている中で、このエスティマ男は、罵声を浴びせつつ、何ら救護をしようとする素振りがないというところも気に掛かるところだ。




プリウス側は、4名が搭乗していたが、右後席男性(20代)が死亡、運転手(20代)は意識不明の重体と報道されていたが、後刻死亡が報じられている。



本件事故では、事故後電柱に衝突したプリウスの4名の乗員の内、当初の報道で右後席乗員が死亡、運転者が意識不明と報道だが、後刻運転者も死亡と知らされている。正直、側面衝突では、その衝撃吸収するスペースがなく、衝突反力を受けた乗員が、被突物に触接頭部をぶつけて致死する事例というのが多いのだが、サイドおよびルーフエアバッグを装備した本件プリウスでは、これで通常なら死ぬだろうか?とも思える。




添付図の「プリウス乗員の動き」にも記したのだが、現代車では前席に付いては、警告ブザーも装備されており、走行開始直後の事故でもなければ、まずシートベルトをしていないことは少ない。ところが後席にはシートベルトは装備されているとはいうものの、その警報装置まで装備なされておらず、しかも一般道では装着義務までは課されていないところもあり、後席のシートベルト着用率は低いだろう。この場合、ルーフエアバッグは、後席乗員頭部までカバーリングされる展開を行うのだが、固定されていない後席乗員は斜め前方へ強い減速加速度で飛ばされることになるが、乗員の頭部同士がぶつかり、頭部障害から致死に至る事例が知られている。本件は、その可能性を疑うところだ。


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交差点で車2台が出合い頭に衝突 1人死亡 1人重体
[2023/02/13 12:21]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000287387.html
13日未明、茨城県古河市で車2台が出合い頭にぶつかる事故があり、7人が搬送されて、20代男性が死亡、1人が意識不明の重体です。
午前0時ごろ、古河市本町で「交差点内で事故があった」と近くに住む男性から110番通報がありました。
警察によりますと、直進していた乗用車と右折しようとした乗用車が衝突しました。
直進していた車に乗っていた男女4人が搬送され、20代の男性が死亡し、運転していた男性が意識不明の重体です。
また右折しようとした車に乗っていた男女3人も搬送されましたが、命に別状はないということです。
右折車両側が赤色、直進車両側が黄色の点滅信号が設置されている交差点で、警察は、右折しようとした車が一時停止をしなかった可能性もあるとみて調べています。
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【7人死傷】「ドーンって地響きが」“事故多発”交差点で出会い頭に衝突 防犯カメラに事故の瞬間
https://www.youtube.com/watch?v=K8-ByKkodaA
FNNプライムオンライン 2023/02/13
13日午前0時ごろ、茨城・古河市の交差点で起きた事故。
防犯カメラが、事故の瞬間を捉えていました。
交差点で右折しようとするワゴン車。
その直後、画面奥から走ってきた乗用車と出合い頭に衝突。
乗用車のほうは前の部分が激しく壊れ、ワゴン車は電柱に衝突した状態で止まっています。
この事故は、2/13深夜0時過ぎ、それぞれ幅4、5mの道が交差する交差路における事故だ。
報道では、事故現場を撮影するカメラ画像があり、事故時の双方車両の動きが判り易く記録されている。このカメラの設置は、近くの民家の防犯用なのか、はたまたこの交差路は過去から事故が多いことがその交差路の4隅に事故車の突入をガードする強固なコンクリートガードが設置されていることからも察することができるが、事故監視用に設置されたカメラなのかもしれない。それにより、本事故の様子の概ねが記録されている。
このカメラには、まずは交差路に先進入したエスティマが右折しようとしたことが判る。エスティマ側信号は赤点滅の一時停止規制だが、右折のため速度は落としているが、停止することなく交差路に進入している。



一方、エスティマが交差路進入する時には、既にその右手方向よりプリウスが至近に近づいているのが判る。プリウス側の信号は黄色点滅の様で、当該路は30km/h規制路だが、どうも動画を見る限りと、エスティマとプリウス衝突後、プリウスは右前方の電柱に右側面を相当強く二次衝突しているが、この損傷状態から察しても、到底制限速度内より高速であったと云うことが伺い知れるところだ。
本事故では、エスティマ側が男性運転手男(32)と、後席に女性2名の3名が搭乗していたが負傷はない様だ。ただし、エスティマ運転手は飲酒があり、後刻逮捕されている。また、本動画の中には、事故後近隣の住民が、プリウス搭乗者に声を掛けたりドア開けて救助しようとしている中で、このエスティマ男は、罵声を浴びせつつ、何ら救護をしようとする素振りがないというところも気に掛かるところだ。




プリウス側は、4名が搭乗していたが、右後席男性(20代)が死亡、運転手(20代)は意識不明の重体と報道されていたが、後刻死亡が報じられている。



本件事故では、事故後電柱に衝突したプリウスの4名の乗員の内、当初の報道で右後席乗員が死亡、運転者が意識不明と報道だが、後刻運転者も死亡と知らされている。正直、側面衝突では、その衝撃吸収するスペースがなく、衝突反力を受けた乗員が、被突物に触接頭部をぶつけて致死する事例というのが多いのだが、サイドおよびルーフエアバッグを装備した本件プリウスでは、これで通常なら死ぬだろうか?とも思える。




添付図の「プリウス乗員の動き」にも記したのだが、現代車では前席に付いては、警告ブザーも装備されており、走行開始直後の事故でもなければ、まずシートベルトをしていないことは少ない。ところが後席にはシートベルトは装備されているとはいうものの、その警報装置まで装備なされておらず、しかも一般道では装着義務までは課されていないところもあり、後席のシートベルト着用率は低いだろう。この場合、ルーフエアバッグは、後席乗員頭部までカバーリングされる展開を行うのだが、固定されていない後席乗員は斜め前方へ強い減速加速度で飛ばされることになるが、乗員の頭部同士がぶつかり、頭部障害から致死に至る事例が知られている。本件は、その可能性を疑うところだ。


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交差点で車2台が出合い頭に衝突 1人死亡 1人重体
[2023/02/13 12:21]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000287387.html
13日未明、茨城県古河市で車2台が出合い頭にぶつかる事故があり、7人が搬送されて、20代男性が死亡、1人が意識不明の重体です。
午前0時ごろ、古河市本町で「交差点内で事故があった」と近くに住む男性から110番通報がありました。
警察によりますと、直進していた乗用車と右折しようとした乗用車が衝突しました。
直進していた車に乗っていた男女4人が搬送され、20代の男性が死亡し、運転していた男性が意識不明の重体です。
また右折しようとした車に乗っていた男女3人も搬送されましたが、命に別状はないということです。
右折車両側が赤色、直進車両側が黄色の点滅信号が設置されている交差点で、警察は、右折しようとした車が一時停止をしなかった可能性もあるとみて調べています。
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【7人死傷】「ドーンって地響きが」“事故多発”交差点で出会い頭に衝突 防犯カメラに事故の瞬間
https://www.youtube.com/watch?v=K8-ByKkodaA
FNNプライムオンライン 2023/02/13
13日午前0時ごろ、茨城・古河市の交差点で起きた事故。
防犯カメラが、事故の瞬間を捉えていました。
交差点で右折しようとするワゴン車。
その直後、画面奥から走ってきた乗用車と出合い頭に衝突。
乗用車のほうは前の部分が激しく壊れ、ワゴン車は電柱に衝突した状態で止まっています。