私の思いと技術的覚え書き

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EV終焉というマヌケな論

2023-01-22 | コラム
EV終焉というマヌケな論
 現在、中国原産のリチウムが高騰しており、EV車の価格を急速に押し上げていることをもって、やはりトヨタのHVが正しい、日本は最高という国粋主義のマヌケな論を聞くと腹立たしくも感じ、以下のコメントを記した。

 君さあ、リチウム以外の素材がバッテリー用として研究されているのを知っているだろう。今後、EVは永遠にリチウムという訳ではあり得ないんだ。それと、なんでトヨタが正しいと結論付けるのだ。トヨタの場合は、たまたまHVで先進していて高収益を得ていたからこそ、EVに乗り遅れ、しかも高コストで危険性もある水素エンジンというトンチンカン思想でやってる企業だ。そもそも、君は日本が一番みたいな口調だが、今や日本はロジック半導体や表示用モニター市場では、世界から取り残され、1人あたりGDPでも、韓国や台湾にまで抜かれた、落ちぶれた国だという認識はないのか。もちろん、それをことさら蔑視する要はないが、日本は一番じゃない斜陽の国というのが現状なのだ。

 実際のところ、充電可能の二次バッテリーは、当初の鉛バッテリーから、ニッカド、ニッケル水素、リチウムイオンと発展してきたのだが、これが最上位の技術だなんてことはない。ネットを探索すれば、これからは全固体電池というのが目標で、その素材としてはリチウムもあり得るが、全固体電池として、フッ化物と亜鉛負極電池というのもあるし、カリウムイオン電池というのも有望視されているという。


技術の確立で暮らしはどう変わる? ―開発が進む全固体電池の魅力と展望
https://www.nomura.co.jp/el_borde/article/0027/

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【EVの末路】EV価格暴騰!やはりトヨタが正しかった!2023年に起こる大問題 【日本の凄いニュース】
JAPAN 日本の凄いニュース 2023/01/07
https://www.youtube.com/watch?v=ZED6mL1is5I

 本チャンネルの動画はあくまで興味を持たれるための情報の入り口であり、製作陣の情報リサーチ不足により、誤った情報を発信してしまう可能性もゼロではありません。正確かつ、広く深い情報は皆様でリサーチしていただくことを強くお勧めいたします。


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