過去に記してきたBMWミニ(R56)の組み付けも完了しましたが、エンジンチェックランプ(DMEモニター)が点灯しているという、最期の修理談として記します。この点検について、保有するOBDテスター(おそらく中華製)で行いました。その結果は、Oxygen sensorなんたらと表示されます。このセンサーは、いわゆるO2センサーもしくはラムダセンサーとも呼ばれる排気ガス中の酸素量を検出するものです。このクルマも含め最近はEXマニホールド直下に位置するコンバータの上流側と下流側に、それぞれO2センサーが装着されていることが多い様です。なお、保有のOBDテスターでは、R56の場合、ライブデータを見る機能が搭載されていません。これでは故障探求が難しく、ディーラーへ修理依頼するしかないかと考えながら、O2センサーの価格を調べみました。O2センサーは上流側が38千円、下流側が40千円(それぞれ定価税別)とのことで、両方交換となると部品代だけで7万円ともなり驚きます。
しかし、前にもBMW320でO2センサー云々と表示されたが、センサーが不良ではなくて吸気経路のエアの吸い込みだった例もありますから、即センサー取替とは即断過ぎます。翌日、改めてセンサーの接続コネクタ(カプラー)を微細に観察すると、下流側のセンサーのソケット(青色)のスライドロック機能付のスライドロック部が割損していることが観察されました。当該車はフロント部上方を当てた事故車なので、ラジエータ上部が後傾し同シュラウド部とコネクタが接触し、今回の割損を生じたものと想定されます。このため、コネクタの差し込みが部分的に浅くなり接触不良を生じていたものと考えられます。割損部分を補修し、コネクタをしっかりと押し込んでやり、OBDテスターでエラーを消去してやると、やはりチェックランプは消灯したのでした。
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しかし、前にもBMW320でO2センサー云々と表示されたが、センサーが不良ではなくて吸気経路のエアの吸い込みだった例もありますから、即センサー取替とは即断過ぎます。翌日、改めてセンサーの接続コネクタ(カプラー)を微細に観察すると、下流側のセンサーのソケット(青色)のスライドロック機能付のスライドロック部が割損していることが観察されました。当該車はフロント部上方を当てた事故車なので、ラジエータ上部が後傾し同シュラウド部とコネクタが接触し、今回の割損を生じたものと想定されます。このため、コネクタの差し込みが部分的に浅くなり接触不良を生じていたものと考えられます。割損部分を補修し、コネクタをしっかりと押し込んでやり、OBDテスターでエラーを消去してやると、やはりチェックランプは消灯したのでした。
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