FIAでは、V6・1.5Lエンジンへの規定変更でタイムダウンしたレースをタイムアップし、人気を上げようと躍起になっているようです。具体的にはタイヤ幅の更なるワイド化容認と、グランドエフェクトカーの一部復活も検討されているといいます。何れにしてもエンジンパワーを据え置いてタイムアップするには、コーナーリング速度の増大が必用になって来ます。
しかし、これを聞いたらニキ・ラウダは現役当時と同様に怒るのだと思います。現役当時、グランドエフェクトにより、超高速コーナーの全開速度が従来250km/hが300km/h近くで旋回できる様になったことを、「あまりにも危険過ぎる!」と問題視していたからです。現在でも、高速コーナーの旋回Gは3G近いと聞き及びますが、これが仮に4Gにもなるとすれば、それは危険度が増すことは確かでしょう。
まったくの私見ですが、レースの醍醐味はラップタイムの速さではないと感じています。現在の車高を極限まで下げ、ほとんどストロークする余地のないマシンと、そのために必要となった超平滑路面のサーキットにおけるレースは不自然だとも思えているのです。コース幅員とかセーフティゾーン、そして救護のためにはコース全長が長すぎるが、ニュル北コースの様な路面(つまり普通の道路のレベル)でのレースに戻したらとさえ思うのです。タイムは相当に落ちるでしょうが、空力一本槍のレースから、サスペンション重視のレースに回帰して見るのも面白い様に思えるのですが・・・。
しかし、これを聞いたらニキ・ラウダは現役当時と同様に怒るのだと思います。現役当時、グランドエフェクトにより、超高速コーナーの全開速度が従来250km/hが300km/h近くで旋回できる様になったことを、「あまりにも危険過ぎる!」と問題視していたからです。現在でも、高速コーナーの旋回Gは3G近いと聞き及びますが、これが仮に4Gにもなるとすれば、それは危険度が増すことは確かでしょう。
まったくの私見ですが、レースの醍醐味はラップタイムの速さではないと感じています。現在の車高を極限まで下げ、ほとんどストロークする余地のないマシンと、そのために必要となった超平滑路面のサーキットにおけるレースは不自然だとも思えているのです。コース幅員とかセーフティゾーン、そして救護のためにはコース全長が長すぎるが、ニュル北コースの様な路面(つまり普通の道路のレベル)でのレースに戻したらとさえ思うのです。タイムは相当に落ちるでしょうが、空力一本槍のレースから、サスペンション重視のレースに回帰して見るのも面白い様に思えるのですが・・・。