私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

家畜化する人々達のこと

2008-03-04 | コラム

 昨今、私は感じるのですが、何と自らの意見を表明しない者が多いのかと嘆く局面が多くあります。人間とは、面白いなら笑い、悲しいなら泣き、気に入らないなら怒り、賛同できるなら賛意を示すと、何で表現ができないのでしょうか。私は、皮肉を込めてこの様な方達を「家畜」であると思っています。
 ところで、企業経営者達は、社是では「自由闊達な風通しの良い会社を目指す」等と謳いながら、本心はこの様な「家畜」を一番求めていることの表れなのかもしれません。しかし、この様な「家畜」化された方々達に、私は人間的に何の魅力も感じられません。そして、仕事面でも意見表明できない家畜化した方達は、ろくな仕事しかできない方だと想像せざるを得ないのです。
 また、かなり以前からですが、組合組織の委員方達についても、ある意味で「家畜」化しかかった方達だと感じています。彼らは、経営者達と対等の立場だという意識が希薄だと感じられます。そんな気概で、その立場に立っては欲しくないと思いますが、本人が自発的に立った訳でもないので、致し方ない面もあるとは思います。しかし、その立場になったからには、気持を切り替え、ある意味で進退を掛けて職責をまっとうする気概が必要だとも思いますが過酷な要望であるのでしょうか。


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