チベット弾圧への怒り

　今、チベットで中国政府が何を行っているのか。中国政府の報道規制もあり明確ではありませんが、相当な人権弾圧が行われている様子が伺われつつあります。この中国という国は、本当に信用ならない独裁国家であると改めて感じます。チベットの併合と弾圧等、この国が過去の日本を非難する資格はないとも感じます。
　そして、この国の日本への強行かつ不誠実な対応の数々は限度を超えています。靖国参拝や教科書内容等での度重なる内政干渉や、尖閣諸島問題、日中境界線付近での天然ガスの採掘問題、つい先日の餃子問題の不誠実な対応等々です。しかし、日本政府は毅然とした対応を取らず、曖昧な姿勢に終始しています。何と情けないことなのか。
　バルブ崩壊以降、日本の一人当たりのＧＤＰ（国内総生産）は下がり続けていますが、物価も下落し続けました。その立役者は間違いなく中国なのであって、この国への依存関係も大きなものがあります。そして、急激な市場拡大が続き儲かるからと云って、そんな国に世界中から多くの企業が進出して高収益を上げています。しかし、儲かれば良いのか、企業の倫理としても問題を感じるところです。
　本当にこんな国でオリンピックを開催するのか。早くも欧州各国の政府や世論では、中国への警告やオリンピックボイコットへの意見が出始めています。しかし、相変わらず我が政府は寡黙なのです。