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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

日本の憂うべく現状を思う

2008-12-09 | コラム

 昨日、昨年末に購入したワゴンRステングレーのオイル交換のために、購入先の懇意な整備工場を訪ねました。そこで、オヤジさんと世間話をしたのですが、丁度入庫していた事故車の車検証をちらりと見たら、聞き覚えのある名前でした。そこで「またやっちゃたの、今幾つ?」と聞きました。そのお答えは「88だよ、ムリだよなー」というものでした。

 この88才(ご婦人)の方ですが、旦那さんにも先立たれ、一人息子さんが精神的な障害を負っており、未だ水産系の自営業を続けてらっしゃるとのことです。「地域の民生委員の方にでも相談すれば、障害者年金を受け取る等、方法はあるだろう」と私は云うのですが、オヤジさん曰く「そんなことは昔から云ってるんだけど、田舎の人は廻りを気にするんだよな」とのことです。それと「この人、どう見ても75位にしか見えないよ」とも云っていました。

 しかし、88にもなってクルマを運転するのは、どだい無茶なことではあると思います。今回、事故では、幸いなことに自爆事故で怪我もなく済んだ様で、車両保険の付保もあり、新車代替えされるそうです。でも、後何年かで、限界に達する日も近いと思わざるを得ません。

 結構な高齢者がクルマを運転せざるを得ないという類似の話は、今や日本各地のちょっと田舎の地では、日常茶飯事なこととなっているのでしょうし、それがますます増えて行くのでしょう。政府だけでなく、地域として支援して行く体制が求められているのだと感じます。

追記

 失業状態になって以来、知人を通して2件の結構大きな交通事故の相談を受けました。この2件の交通事故は、それぞれ加害者側からと被害者側とで、立場は違うものですが、何れのケースでの共通して感じられるのは、保険会社担当者の不親切な対応です。残念なことだと思います。




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