私の思いと技術的覚え書き

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黒川問題の・処分の甘さ

2020-05-22 | コラム
 今次の黒川掛け麻雀問題であるが、昨日の報で森法務大臣は法務省として問題を精査して処分を決定するとしていた訳だが、実際の処分は単なる訓戒だけだ。この問題については、国民感情として以下の様なことを思う。

①報道によれば、5月に入って自粛期間中に少なくとも2回、同様の賭け麻雀を行っている。また、それ以前から、雀荘などで、同様の賭け麻雀を繰り返し常習的に行っていたことをどう考慮して、訓戒で済ませているのだろうか?

②新聞報道では、仲間内の賭け麻雀如きは、それ程罪深いものではないという論調があるのだが、検事と新聞記者は仲間内となるのだろうか? 

③検事が特定の新聞記者と常習的にその様な付き合いを行うことの妥当性はあるのだろうか?

④報道によれば、帰りのタクシー代を産経新聞が出していると記してあるが、それを含め食事や飲食などを供与していることも当然予想されるし、それは贈賄に当たる行為ではないのか?

⑤そもそも内閣は黒川の定年後の勤務延長を「公務に重大な支障が生じる」という理由で述べていた訳だが、あっさり黒川の辞表を受け取って重大な問題はどうなるのか?

 なんてことを思うのは、一般的な国民感情だろう。誠に納得しがたいのが国民感情だ。なお、国民の中には今回問題に納得できないと、黒川を告訴する者がでるだろう。その場合、検察は元検察高位職員を何処まで追求しようとする熱意があるだろうかと考えると、国民の考える方向には進みそうもない。正に官僚天国日本だろう。

※参考 ブログ

孫崎享のつぶやき
危機管理の拙さ。人事院、懲戒処分の指針は処分の種類より重い時は②その職責が特に高い時とある。高い地位にある者にはより厳しくである。一般事例で賭博は減給又は戒告。何故逆に低くするのか。「訓告」に批判の声殺到「国民をなめた処分」
2020-05-22 14:51
https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1903027?key=9f466ee6bdf10e42c5e0be83cd85525bfb5073a24305a3ff780318c3bfd369d3

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