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酒気帯び運転で事故だが負傷者なしで懲戒解雇とは酷ではないか?

2022-06-22 | コラム
酒気帯び運転で事故だが負傷者なしで懲戒解雇とは酷ではないか?
 サービスマネージャーが酒気帯び運転で電車とぶつかり事故という記事だ。運転車にも列車の乗客にも怪我はなかったのだろうが、列車遅延が生じてそれなりの営業損害金の賠償が請求されるだろう。こんなローカル線でも、数百から運休時間によれば数千万にはなんるだろう。これは酒を飲んでいても対物賠償金で支払える。

 しかし、酒気帯び運転だが、呼気のしきい値が0.15mg以下はおとがめなし、0.15-0.25mgは酒気帯び運転で違反点数13点、0.25mg以上は減点25点で免許取消。2年間欠格で免許取得できずだ。

 電車と衝突したと云うところで重大事故には違いないが、もし0.15-0.25mgの範囲であり、列車の乗客も負傷もないという事故であれば、懲戒解雇までするのは酷ではないかと思える。あくまで私の感想でのことだが、世には法務関係者とか国会議員、それなりの社会的地位の高いとされる職種であれば、ここまで酷な罰を受けるだろうか。そもそも警察の捜査段階で、適当に呼気濃度を0.15mg以下として不問にしている案件も多そうだ。

 このカローラ栃木だが、このところ不正車検などでトヨタネガティブな報道が目立つので、強いて強い処分を下した様に思える。普通なら、マネージャー職は降格されても懲戒解雇にはせず、降格および転勤などを経て、本人の自発的退職を待ち、依願退職程度になるべき案件ではないだろうか。

 そもそも、このカローラ栃木に関わらず、全国のディーラーの重役などろくでもないのが多い。良く聞く話しが、ディーラーは保険会社の大手代理店の一つでもあるのだが、何かに付け保険会社にムリ示威しつつ、ゴルフや宴会の接待をタカル手合いが多いことを聞く。

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トヨタカローラ栃木のサービスマネジャーが酒気帯び運転で電車と接触。6月1日付け懲戒解雇 2022.06.08
 トヨタカローラ栃木(栃木県宇都宮市・喜谷辰夫社長) 細谷店(宇都宮市宝木町)のサービスマネジャー(当時)が4月3日、宇都宮市内の踏切で電車と接触事故を起こした。酒気帯び運転だった。幸いマネジャーに怪我はなかったが、事故の影響で一時列車が不通となった。

 記者の取材に対し、カローラ栃木は「事故の重大さを鑑み、当該マネジャーを懲戒解雇した」(総務部)とした。

写真は宇都宮細谷店と同社本社(同社HPより抜粋) 取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)
ソースURL:https://mag-x.jp/2022/06/08/20496/


#カローラ栃木のサービスマネジャーが懲戒解雇


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