最近のヘッドライトは昔の規格化されたシールドビームから、ボデーデザインと一体化した異形ヘッドランプのクルマがほとんどとなりました。そして、光源となるバルブも昔の白熱灯からハロゲンを経て、現在ではHID(キセノン)方式が多用されています。さらに近年では、高輝度LED方式もヘッドランプも増えつつあるといった状況でしょう。
一方、クルマが古くなって、外面レンズ面の劣化を生じても、単品補給部品はありませんし、レンズ内面や反射鏡の曇りを清掃しようにも、ボデーとレンズが接着剤で固定(中には樹脂溶着のものも)されていたりして、分解も追うままになりません。
また、重度な事故ならともかく、比較的軽度な事故でもヘッドランプボデーの樹脂取付部に割損を生じてしまい、ヘッドランプAssyもしくはバルブやバラストの付属しないユニットの取替を要する場合があります。しかし、最近のHID方式のヘッドランプでは、例えユニットでも、15万円を越えるメーカー価格が設定されていたりして修理費の高額化に苦慮する場合があります。
写真のヘッドランプはベンツCクラス(W204)の右ヘッドランプですが、ヘッドランプボデーの取付部3箇所が割損してしまっています。レンズ面やその他ボデーには目立つ損傷はほとんどなく、新品価格は約22万円もするので、折れた破片を上手く接着できないものだろうか等と、類似の現状に悩んだ方もいるのではないでしょうか。
ところで、国産車も輸入車も、この様なヘッドランプボデー取付部の割損の多発を認識し、補修用の取付ブラケットを用意していることを知らない方が多い様です。
ちなみに同ベンツW204のヘッドランプリペアキットは約6千円のメーカー価格で、3箇所のブラケットが付属しています。取付方法は至って簡単で、ヘッドランプボデーに予め用意してあるネジ穴ボス部にスクリュー2本ずつで強固に固定ができます。これなら下手に接着剤で固定して、ちょっと位置修正のためにこじったりしただけで取れてしまった等のトラブルも起こらないでしょう。また、見てくれの問題ですが、そのクルマに詳しい方が良く見れば、補修キットが使用されていることは判るでしょうが、通常の方ならなんら不自然を感じることもないのでしょう。
割損部品と補修キット
補修キットを装着したヘッドランプ上部
一方、クルマが古くなって、外面レンズ面の劣化を生じても、単品補給部品はありませんし、レンズ内面や反射鏡の曇りを清掃しようにも、ボデーとレンズが接着剤で固定(中には樹脂溶着のものも)されていたりして、分解も追うままになりません。
また、重度な事故ならともかく、比較的軽度な事故でもヘッドランプボデーの樹脂取付部に割損を生じてしまい、ヘッドランプAssyもしくはバルブやバラストの付属しないユニットの取替を要する場合があります。しかし、最近のHID方式のヘッドランプでは、例えユニットでも、15万円を越えるメーカー価格が設定されていたりして修理費の高額化に苦慮する場合があります。
写真のヘッドランプはベンツCクラス(W204)の右ヘッドランプですが、ヘッドランプボデーの取付部3箇所が割損してしまっています。レンズ面やその他ボデーには目立つ損傷はほとんどなく、新品価格は約22万円もするので、折れた破片を上手く接着できないものだろうか等と、類似の現状に悩んだ方もいるのではないでしょうか。
ところで、国産車も輸入車も、この様なヘッドランプボデー取付部の割損の多発を認識し、補修用の取付ブラケットを用意していることを知らない方が多い様です。
ちなみに同ベンツW204のヘッドランプリペアキットは約6千円のメーカー価格で、3箇所のブラケットが付属しています。取付方法は至って簡単で、ヘッドランプボデーに予め用意してあるネジ穴ボス部にスクリュー2本ずつで強固に固定ができます。これなら下手に接着剤で固定して、ちょっと位置修正のためにこじったりしただけで取れてしまった等のトラブルも起こらないでしょう。また、見てくれの問題ですが、そのクルマに詳しい方が良く見れば、補修キットが使用されていることは判るでしょうが、通常の方ならなんら不自然を感じることもないのでしょう。
割損部品と補修キット
補修キットを装着したヘッドランプ上部