私の思いと技術的覚え書き

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関西生コン労組弾圧事件を世に知ってもらいたい

2022-11-28 | コラム
関西生コン労組弾圧事件を世に知ってもらいたい
 一昨日も、大阪の旧知の仲間たる方と本当に数十年ぶりに話し込む機会を得た。そこで、現在危機感を感じつつある世の右傾化のことに話しが及んだのだが、直ぐ近くで現在進行形の「関西生コン労組弾圧事件」のことを聞いてもやはり知らなかった。この特定労組の弾圧事件は、もっと世に広めることが肝要と信じているところだ。

 ここで、確たる証拠はないのだが、こういう話しもあると云うことで、改めて認知してもらえれば幸いかと思い記して見たい。
 阪神大震災(阪神・淡路大震災/1995/1/17)は27年前の出来事だが、ある意味コンクリート神話が崩壊した日として記憶に鮮明な方も多いだろう。この地震では、おびただしい鉄筋コンクリートのビルや橋梁などが驚くべき崩壊を下のであって、その余波として現在でも大型ビルでは耐震補強工事が続いている。この震災で、崩れ去った建築物は、想定だが1960年から1970年ぐらいの日本の高度成長経済時代に作られたものが多かったと想像している。そして、その中で、関西生コン労組(単一企業の労組ではなく主にコンクリートミキサー車を運営する産業別労組)が訴えている一つに俗称「ジャブコン」の話しがあるのだ。下記リンク参照

 ここで、シャブコンとは、生コンを水で過度に希釈して量を増すことをいうのだが、そうすると高度経済成長時代に作った佐久間ダム(1956年竣工)とか黒部(黒四ダム/1963年)などは、正にコンクリートのオバケみたいな構築物なのだが、こういう人里離れた大型ダム建設では、生コンは現地にプラントを設置して自家工場として運営しているので、そういう水増しは起きることはあり得ない。ところが、個別ビルとか橋梁では、生コン車が活躍することになるのだが、元請け企業とか階層化した、最近の流行言葉で言えば中抜きがまかり通る中で、シャブコンの悪が発生したという話しを語るとき、関西生コンの主張していることが真実味を増し感心を生むのだ。

今日本で起こっている、関西生コン労組潰し 2022-04-14
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/c192d7802f8ce19b87a1c5abbfa9c0e6

阪神大震災のコンクリート構造物信頼の失墜は何が真因だったのか 2022-01-22
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/c192d7802f8ce19b87a1c5abbfa9c0e6


阪神大震災とシャブコン 2021-09-20
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/d259d26bb88c8a818b355eac00b41527


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