今次病変が露呈させたもの

　今次病変は、間違いなく中国発で人工的に作られたウィルスが原因となるものだろう。このことは、許されざる事態なのだが、これを端緒にして、驚くべき中国の世界戦略の浸透している事実が露呈したことは極めて由々しきことと感じるしかない。以下の様な出来事は、それを示す。

①マスコミは連日何故必用を越えて危機感を煽り続けるのか。

②マスコミは、何故中国の現状などを報道しないのだろうか。

③政治家や官僚共は、何故中国を擁護するかの発言をするのか、また批難すべきことに黙するのか。

④経済界の経営者などは、何故中国を擁護するかの発言をするのか、また批難すべきことに黙するのか。

⑤多くの論評者は、何故中国を擁護するかの発言をするのか、また批難すべきことに黙するのか。

　そもそも政府は、今次緊急事態に至る前、習近平を国賓として招待するべく準備しつつ、中国側が自国の現状から日本行き断念を表明するまで、来賓招聘を諦めようとしなかった事実には驚いた。つまり、政府中枢から経済界、マスコミ、多くの論評人は、中国と付き合いを深めることに執着しており、病変が広まった今でも、そのことを諦めてはいないということだろう。

　以上のことから、冒頭述べた中国の世界戦略の浸透、これはすなわち中国の日本に対する影響力は驚くべき程度に進んでいるのが事実だろう。嘆かわしいことではあるが、これを変更できないことには、日本の未来はないと信じるところだ。